安心と信頼～あなたならどっちを取る？ポイントご紹介

安心と信頼、どちらも大切な言葉です。
しかし、もしどちらかを選ぶとすればあなたはどちらを選びますか？
セキュリティにおける安心と信頼についてお伝えします。

安心と信頼～何が違うの？

例えば、パートナーを選ぶ時に次の説明を紹介者から受けたとします。
・Aさんは安心出来る人です。
・Bさんは信頼のおける人です。
さて、どちらを選ばれるでしょうか。
どちらでもいいと思われた方もいるかも知れません。しかし、微妙に安心と信頼は違う様です。

安心～悪いようにはしない事

安心という言葉の中には、その人にとって悪い事をしないというニュアンスが含まれています。
この人とパートナーになっておけば、悪い方には転ばないですよという意味があるんですね。

信頼～相手に利益をもたらす人

一方、信頼は安心を含んでいる言葉となります。
・信頼：この人に任せておけば、悪い方向には転ばないし、さらに相手にとっての利益をもたらしてくれる。

防犯カメラで考える安心と信頼

防犯カメラで考えてみます。
二人の営業マンがいたとします。
防犯カメラの営業マンAは、ただひたすらに性能のいい防犯カメラの特徴だけを伝えたとします。
この場合、お客様からすれば、なんだかすごい機材だなという事だけは分かりますよね。
一方、もう一人の営業マンBからお客様はこんなヒアリングを受けました。
・今困っている事はなんですか？
防犯カメラを導入する理由が、困った事が想定されるからだという事を、もう一人の営業マンは強調しました。
困った事が不審者であったり、空き巣防止だったり、登下校中の子供の安全であったり、近場へ買い物に行っている間の介護中の親だったりとその人によって内容は千差万別です。

信頼を見いだせる説明をした営業マン

実は、2人の営業マンはどちらも同じ防犯カメラをお客様に販売していたのでした。
しかし、アプローチの仕方1つで防犯カメラに信頼がおける場合と、安全しか認識出来ない場合があるという事です。
そして、最終的には信頼できる防犯カメラについて、防犯カメラだけではく、信頼は信頼に値する防犯カメラを紹介してくれた、営業マンにまで波及する事になる様です。