防犯ゲートはなぜ鳴るのか?鳴らないようにするポイントご紹介

防犯ゲートが鳴ると困るのは、店舗だけではありません。万引きをしていないにもかかわらず、防犯ゲートが鳴ったことで不愉快な思いをする人もいます。
店舗側としても顧客満足度の低下にもつながるので避けたいところです。防犯ゲートが鳴らない対策ポイントをお伝えします。

防犯ゲートが作動するしくみ

防犯ゲートはゲートを通りすぎる時に、万引きを察知しブザーが鳴るというものです。電波式の場合、片方の電波ともう片方の電波が普段は調和を保っています。
しかし、万引き犯が持ち帰る商品の防犯ラベルや防犯タグはレジを通していないため、電波が乱れるというわけです。その結果、防犯ブザーがなる仕組みです。レジを通せば、店員が防犯ラベル消去器や消去シールを貼ってくれるために、防犯ゲートを通過しても音がならないというわけです。
磁気式の場合も防犯ゲートの両サイドが調和を保っている状態になっています。図書館や薬局などで利用されている様です。普段人が通るには問題ない様ですが、何かの拍子にで磁気が乱れる事もある様です。

万引きなんてしてないのに~防犯ゲートが鳴るのはなぜ?

普通に通っただけなのに、防犯ゲートが鳴り響き他の客の手前恥ずかしい思いをしたり、心ない店員から疑いの目でみられたりする事も。
よく行くお店なら、オーナーも気にしないでと言ってくれるところもある様ですが、どうして自分だけ鳴るのかと不安になり、店から足が遠のく人もいる様です。そもそも、どうして防犯ゲートが勝手に鳴るのでしょうか。

防犯ゲートが反応するICチップなどは要注意

・クレジットカード
・銀行カード
・高級ブランドバッグや財布
・Suica
・お財布ケータイ
など
これらにはICチップが埋め込まれているものがあります。何枚も重ねて持つことで、防犯タグと同じくらい防犯ゲートの磁気を乱す作用があるそうです。

コイル系アイテムも要注意

スマホのイヤホンや延長コードなど、コード系のものは防犯ゲートの電波を乱すことがあるそうです。
雷もそうですが、何に反応するというのは特定することは難しいようです。出来るだけ一か所に固めて持たずに、ポケットに分散させるなどする対応法が有効のようです。

店舗側に問題があることも

防犯ゲートはこれという1アイテムで誤作動を起こすのではありません。誤作動の場合は複数の要因が重なりあうそうです。そのため店舗側も注意する必要がありそうです。
・レジが防犯ゲートの近くにある
・防犯タグのついた商品を防犯ゲートの近くにたくさん並べていたりする
など
関係ないと思っている要素がお客様の持っているカード類と反応して、磁気や電波を乱すかも知れないからです。

防犯ゲートの誤作動予防~店側と客側の両方の対策がポイント

万引きを防止する防犯ゲートは磁気式、電波式がありとあらゆるものにアンテナを張っている事が分かりました。
誤作動で鳴る場合、特定アイテムはないものの、不特定多数のアイテムが合わさることで防犯ゲートが鳴ることがあるようです。客側も店側も出来るだけ電波や磁気が生じないような対策をとることが必要です。