防犯対策のためにロゴ制作をする場合、どんなことを意識して作成していけばいいのでしょうか?大手警備会社のALSOK(アルソック)のロゴを参考に防犯におけるロゴ作りのポイントをお伝えします。
1目で分かる会社名
大手警備会社のALSOKはテレビコマーシャルでは聴覚と視覚から会社名を強く印象づけています。これは大手だから出来ることであり、アルソックのCMを見た時に、警備会社だと分かるくらいの認知度があるから出来るロゴだとも言えそうです。
防犯のロゴ制作のポイントは?
そのロゴを見た時、威嚇するアイテムであること、啓蒙するアイテムであることが必要です。
・威嚇:犯人に対する威嚇
→このエリアに立ち入ると防犯カメラやセンサーライトが作動するということをアピール
・啓蒙:犯人に対する啓蒙の他に、住民に対して防犯意識を高める啓蒙ロゴにする
威嚇のためのロゴ制作作りのポイントは?
犯人に対する威嚇に的を絞った場合、犯行意識をおさえるロゴが必要です。
・ストップ
→犯行ストップの意味で、文字をストレートに書くのもいいですが、手のひらで静止する様子をロゴにするのも1つではないでしょうか。
・防犯カメラのロゴ
→このエリアには防犯カメラが設置されていることをアピールして威嚇
必ずしも防犯カメラの絵である必要はない?
防犯と言う文字をロゴにすれば、それだけで防犯に関するロゴは出来てしまいます。防犯カメラの絵は、防犯と言う文字にさらに威嚇要素をプラスしたものだと言えそうです。
そう考えると、威嚇要素は防犯カメラそのものの絵だけではなく、目の絵も効果的です。なぜなら、犯人は人の目を嫌うからです。
防犯カメラのレンズ部分を目の形にしたり、目の形にした瞳の中に犬の絵を入れたりと、威嚇要素を盛り込むことでさらに犯人への威嚇となりそうです。
アルソックの場合は、警備会社なのでシンプルな文字だけのロゴでかつ統一感を持たせることで企業の誠実さやスピード感も表しているようです。
啓蒙を意識した防犯ロゴの場合は?
啓蒙の場合、住民の連帯意識を高めるようなロゴがポイントです。例えば、合鍵を作って渡していた人と別れた場合、不審者は鍵を持っていた人だったという事が多いようです。また、合鍵を知人に渡していた場合なども注意が必要のようです。そのため、ロゴではこのようなロゴが啓蒙されています。
・鍵、預けない!
ここに鍵の絵を加えればかなりの啓蒙になります。また、ご近所の協力を意識させるロゴとしては、大人、子供、幼児のロゴにこんな文字を加えてみるのも効果的のようです。
・みんなで守る、みんなで作ろう 安全・安心な日本
オリンピックでは海外旅行客も増えるので、英語を取り入れてみることで、啓蒙アピールがより広がることにもつながるようです。
威嚇・啓蒙を意識した防犯ロゴ作りを
防犯ロゴをDIYして家に貼るなどする場合も威嚇、啓蒙を意識して作っていくことで防犯カメラやセンサー音そしてセンサーライトにプラスした威嚇効果が見いだせそうです。