効果がない場合とは?防犯カメラの有効性をより高める方法

防犯カメラを設置したとしても、有効性があまりないこともあります。どんな防犯カメラの設置だと、防犯カメラに有効性がみられないのでしょうか??防犯カメラの有効性を高めるための方法をお伝えします。

防犯カメラはカラーと白黒タイプの2種類?

防犯カメラにはいくつかの種類があります。白黒タイプのもの、カラータイプのものなどです。白黒タイプだと、犯人の衣類の色や持ち物の色が分からないことで有効性が低下してしまいます。では白黒タイプの防犯カメラには有効性がみられないのでしょうか?

デジカメと同じ?白黒タイプの防犯カメラは夜用として設置

コスト的には当然、カラータイプのほうが高くなるでしょう。ですが、カラータイプがすべてにおいて、白黒よりも有効だとは限らないようです。

・カラータイプは夜に作動してもうつりが悪い

せっかくコストをかけて、カラータイプを設置したのに、夜の空き巣犯を全然うまくとらえることができなかったなどする場合があります。それはデジカメでもそうですが、フラッシュ機能がないために、ぼやけてしまったり、うつりが悪くなってしまったりするからです。

夜と昼で使い分けてみる

夜の場合、みんなが寝ています。0時~4時がねらい目だといわれており、ドアの鍵が閉まっているのであれば、窓からの侵入を警戒しなければいけません。そのばあい、窓には白黒の防犯カメラを設置することで有効性を高めることができます。

朝も要注意な理由

朝は空き巣が入らないとおもわれがちです。ですが、空き巣は5分ほどの時間があれば侵入し、物色できるそうです。

・ゴミをだしにいくまでの時間
・買い物に出かけている間
・近所まで出かけている間
など

このような隙間時間にも空き巣犯は侵入できるのです。そのため、朝は玄関の鍵をしめずに行動することも多いので、玄関の防犯カメラはカラータイプを選ぶことで有効性が高まりそうです。

全員が眠っている時間帯をゼロにすれば有効性UP?

朝型の家族からみれば、夜型の家族は電気代を消費すると思われていることでしょう。ですが、防犯の意味においては、1日の中で誰かが起きている時間帯があったほうが、防犯カメラの有効性がより増すことになるんです。

防犯カメラは威嚇であり、犯罪の抑制をしてくれます。また、センサー音やセンサーライトは、犯人を威嚇するだけでなく、住人にも知らせる効果もあるのです。それなのに、家族全員が眠っているとなれば、通報ができなくなります。夜型の人がいれば、1日中誰かが起きていることになりますので防犯の有効性も高まります。犯人にとっては、侵入しにくい家となるようです。

防犯カメラの死角をセンサーライトやセンサー音で補助しよう

防犯カメラの有効性を高めるには、防犯カメラの死角をどう補うかも重要ポイントです。店舗などでは、防犯カメラの監視領域以外の部分での盗難もあります。防犯カメラを購入されるばあい、死角もチェックするようにし、死角部分にはセンサーライトやセンサー音の防犯装置を設置しておけば、防犯カメラの防犯につながりますので、より有効な防犯対策になるのではないでしょうか。