防犯対策に適したフェンスの高さはどれくらい?ポイントご紹介

防犯意識が高いと思わせるフェンスとそうでないフェンスがあるようです。防犯対策が取れているフェンスの高さは一体どれくらいなのでしょうか。フェンスを事務所や店舗に取り付ける場合の防犯対策をお伝えします。

フェンス~高ければ高いほどいい?

とにかく侵入を避けたい、そう思うあまりフェンスを高くしがちです。しかし、フェンスを高くし過ぎることは、事務所や店舗にとって逆にデメリットになることも。
・採光が不十分になってしまう
→電気代が掛かってしまい浪費
・侵入された場合に不利
犯人がうまく侵入出来てしまったとします。そうなると高さのあるフェンスは犯人を道路を行き交う人々から目隠しをするアイテムに。高すぎるフェンスは逆に犯人を外部から見えなくしてしまうマジックアイテムになるというわけです。

腰よりも少し高めがベスト

もしも犯人が事務所や店舗に侵入してきたとしても、犯人の姿が道路を通る人や車から見えるくらいのフェンスの高さにすることがコツです。大体、腰よりも少し高めに設定するのがいいようです。

高さを確保したい場合は?

事務所や店舗内の空間をあまり見られたくないなどする場合もあります。その場合、フェンスをレンガや石タイプにするのではなく、アルミ、ウッドなどのフェンスに切り替え、ひざ下くらいを開けておけばいいようです。もしも犯人が侵入してきても、足元が見えることになるからです。

隙間の多いフェンスはどうやって使うと効果的?

アルミ、アイアンフェンスなどではフェンスの空間がたくさん空いているので簡単に侵入されてしまいそうです。しかし、こんな方法で侵入を防げば防犯と共に外観のエクステリアも素敵に魅せてくれそうです。

・ツルのバラやツル科の植物&植木の組み合わせ
まずフェンスの周囲に高めの植木を植えていきます。ヒノキチオールで周囲の空気を浄化してくれるチャボヒバ、ニオイヒバなどがおすすめです。次にツル植物を木々の間に這わせるように植えていきます。
隙間が気になる方は、ローズマリーなどのハーブもおすすめです。年月が過ぎればバラのツルが防犯アイテムになっていきます。

防犯カメラやセンサーライトも活用

木々やツル植物が十分に育つまでの間は防犯カメラやセンサーライトを取り付けられることをおすすめします。特に夜間は心配です。赤外線タイプの防犯カメラを取り付けるなどの工夫も必要ではないでしょうか。
適度に高いフェンスが防犯対策としては有効のようです。しかし、低いフェンスで隙間が多かったとしても、植物と防犯カメラやセンサーライトを組み合わせたアイテムで防犯効果を高めることは出来そうです。