事務所や店舗の防犯対策~植木はNG?理由とポイントご紹介

防犯対策に植木などのガーデニングは効果的なのでしょうか?実は植木はじめガーデニングは防犯効果としてはメリットもあればデメリットもあるようです。事務所や店舗が効果的に防犯対策をするポイントをお伝えします。

植木やガーデニング~防犯対策としてなぜNG?

たくさんの植木があれば、盾となり威嚇してくれる気がしませんか?しかし、植木は侵入者にとって好都合なアイテムとなることも。確かに、バラを植えるとトゲが犯人を威嚇してくれるかも知れません。
ツル植物ではなく、植木をびっしり植えた場合は、必ずしも防犯効果があるとは言えないようです。

植木~見通しのいい部分を作っておく

例えば、外から植木を見た時に、事務所や店舗が全く見えないなどするくらいガーデニングが完璧にしてあったとしましょう。もし、犯人が敷地内への侵入に成功すれば、植木やガーデニングは犯人を外から隠すアイテムに早変わりしてしまいます。
もし、事務所や店舗に植木を作るのであれば、犯人のひざ下くらいが見えるスペースも作る必要がありそうです。例えば、金木犀なら地面から50センチ部分は枝をカットし、幹だけにしておくなど出来ます。他の木々についてもカットする事が出来そうです。
すべて地面から50センチ部分をカットしてしまうと、ガーデニングとして外観的に寂しいと思われた方は、フェンスを取り付けてみたり、ツル植物も一緒に植えたりして、植木の隙間を這わす事も出来そうです。

どうしても植木をカットできない場合~植木の中にセンサーライト

植木をそのままにしておきたいという場合、植木の上部分の葉を取り払い、枝にセンサーライトを取り付けるのも1つではないでしょうか。その場合、小さくて軽いものにすることがポイントです。目隠しになっているはずの植木からセンサーライトが光れば、犯人が嫌がる光と遭遇することになるので威嚇になりそうです。

植木は道路の温度ダウンに最適~温暖化にも貢献

植木なしでもいいかと思われたかも知れません。しかし、道路に面した事務所、店舗において、植木はじめガーデニングは道路の温度を下げる効果があるそうです。まるで道路に打ち水をしたかのような効果があるのだとか。また、排気ガスで事務所や店舗の壁面が黒くなるのも防いでくれています。

防犯カメラも活用

植木をそのままにし、防犯対策を高める方法もあります。それは防犯カメラを設置することです。建物から植木に向かって設置すれば、侵入時を捉えることが出来ます。コスト的に余裕がない場合は、ダミーでも良いようです。防犯カメラを見ることで犯人が犯行に及ぶ時の威嚇になるからです。
また、植木と建物の間に音のなる砂利を敷き詰めて置くことも威嚇になるそうです。足音を嫌う犯人にとって、踏みしめるたびに音がする砂利は効果がありそうです。