防犯カメラの検挙率はどれくらい?ポイントご紹介

防犯カメラの検挙率は毎年上昇しているようです。
それだけ防犯カメラによるセキュリティ効果が出ている事になるようです。
防犯カメラの2016年、2017年の検挙率についてお伝えします。

重要犯罪検挙率は上昇

警視庁が発表した2016年度の重要犯罪検挙率は76.6%で、前年度よりも4ポイントほど上昇していました。
2017年度はさらに上昇し、80.3%の高い検挙率となっているようです。
コンビニについては、コンビニ強盗が384件あったそうですが、8割の300件が防犯カメラによって検挙されているようです。

検挙率が高くなる理由は?

検挙率が高くなる理由は、家庭、事務所、店舗などで防犯カメラを設置している事がまず挙げられそうです。
昔のように高額なタイプでなくてもDIY感覚で、お値段が手ごろな防犯カメラが設置出来るようになっています。
SNSの普及も?
昔は防犯カメラに犯人が映っていても、テレビやラジオしか報道する場所がありませんでした。
しかし、現代はスマホ、パソコン、タブレットなどが普及し、ツイッターなどのSNSで情報が速く拡散されます。
その結果、テレビやラジオを見たり聞いたりしていない時間帯でも、防犯カメラ情報や事件の情報を知る事が出来ます。
そうなれば目撃者情報なども早い時期に得る事が出来るようです。

防犯カメラの機能の良さ

防犯カメラの機能の良さも犯人検挙に功績を残しているようです。
防犯カメラの液晶画面について、昔はぼやけていたり痩せている人が太っていたりするなどの不具合もあったそうです。
しかし、最近の防犯カメラはズーム機能や高い画素数などでより犯人像を緻密に捉える事が出来るようになってきたそうです。
また、犯人のプロファイリングについても高度な技術化が取り入れられている事も検挙につながっているようです。

店舗の従業員の尽力

店舗の従業員による検挙もあるようです。
不審な人物が来店した場合、その人物の特徴を捉えておき、再度来店した時に以前の情報をもとに通報するという優秀な従業員もいるそうです。
再度来店する理由は、空き巣などの犯人は下見をするそうです。
また、店舗の従業員は自分の身の安全のために、犯人にキャッシュを渡す事もあります。そのため、犯人は自分の犯行が簡単に成功したと思いがちになるのだそうです。

今後も期待される防犯カメラによる検挙率

防犯カメラは、毎日のようにニュースなどの報道で出てきます。
「防犯カメラが捉えた映像によると、」などのニュース報道がある日は、防犯カメラの検挙率が今日も高まっていると感じ、安心できそうです。