防犯カメラの選び方について

デジタル機器の技術の進歩は目覚ましいですし、家庭用の防犯カメラにもいろいろと良いものが出てきています。しかし、種類が多様なだけにどれを選んだらよいのか、迷ってしまいますね。防犯カメラの選び方について紹介しましょう。

■防犯カメラの目的は?

A.子供の帰宅を確認したい。
B.セキュリティ意識の高さをアピールして空き巣を遠ざけたい。
C.車上荒らしや塀回り落書きの証拠をつかみたい。
D.ごみ置き場へのいたずら防止、マナー徹底。
E.ストーカー被害の防止。
一般の方が防犯カメラの設置を考える時の目的としては、A~Eのような理由が多いです。
防犯カメラの選び方としては、①~⑤のポイントがあげられます。
① 屋内設置か屋外設置か
② 夜間撮影対応が必要か
③ 首振り・ズーム機能が必要か
④ Web接続が必要か
⑤ 設置箇所・予算
では、いくつかの例を見てみましょう。

■例1 家の様子を外出先から知りたい

お子さんやお年寄り、ペットなどがお留守番しているという場合、外出先から自宅内の様子がわかると便利です。
こうした例では、Web接続により、遠隔操作が出来るタイプの防犯カメラが役立ちます。
少ない設置台数でも、首振りやズームがあれば、見たい場所に撮影ポイントを合わせることが出来ます。
小型IPカメラ「MC-100IN」のような機種では、スマホやPCをモニターに出来、手軽に防犯カメラを導入できます。
屋内設置向きです。

■例2 セキュリティをアピールして防犯

空き巣やストーカーなど犯罪者を遠ざけるには、しっかりしたカメラが設置されていることが伝わることがポイントです。
屋外向けのボックスタイプの防犯カメラが向いています。
防水タイプが安心ですが、画質の性能や録画機能については、目的と予算によって調整しましょう。
「カメラが設置されている」⇒「おかしなことはできない」と犯罪者に思わせるのが目的の設置では、解像度やスペックより、見た目重視です。

■例3 車上荒らし・いたずらの証拠を残す

リアルタイムでの監視が必要ならネットワーク機能があると便利です。
また、屋外向け、夜間の撮影対応の機種を選びたいですね。
犯人の顔がわかる画像を残したいのであれば、対象物周辺に絞ってアップの画像が撮影できるカメラが必要です。
少ない台数で周りとのつながりがわかるようにある程度の範囲を撮影したい場合には、広角レンズ搭載のカメラをセレクトしましょう。

■防犯カメラ選びは専門家に相談

撮影範囲と撮影目的、予算を含めて、効果的な設置をするには、専門家に相談するのが良いでしょう。
警備すべてを任せたいのであれば、警備会社、防犯カメラの設置のみを依頼したい場合は、防犯カメラ設置を専門に行うITに強い業者に相談しましょう。