防犯カメラをリースで設備投資~購入やレンタルとどう違うの?

防犯カメラをリースで設備投資する場合、メリットもあればデメリットもあるようです。購入、レンタルする場合との違いにもふれながら、防犯カメラのリースで設備投資するポイントをお伝えします。

リースと購入の違いは?

防犯カメラを設備投資する場合、減価償却費を費用として計上できるかどうかは大きなポイントです。購入もリースもどちらも減価償却費は計上出来る点はメリットが同じだと言えそうです。
しかし、同じ防犯カメラを設備投資する場合、リースは購入よりも割高になるようです。その理由はリースには利息が含まれているからです。設置工事費はどちらも同じと言えそうです。一方、リースにはこんなメリットもあるようです。
例えば、駐車場などに設置する場合、落雷や突風の被害にあうこともあります。この場合、リースだと動産保険が自動的に付いているのに対し、購入の場合は自分で動産保険に加入する必要が出てきます。
また、保守メンテナンスについても、リースの場合ならリース料に含まれるのに対し、購入の場合は自己負担となるようです。意外に防犯カメラは故障や不具合が多いので、保守メンテナンス付きのリースは安心面でも利用するメリットがあるのではないでしょうか。

初期費用がかからないのがリースのメリット

購入の場合、本体価格と工事費を1度で負担しなければならないことも。その点、リースなら初期費用はほとんどなく、リース料だけを支払っていけばいいことになります。
総額で考えますと、保守メンテナンス料、保険料、利息分は高くなりますが、購入の場合でも別途加入などすれば同じコストが結果的にかかります。さらに、事務手続きの簡略化と言う面でもリースがお得ではないでしょうか。
リースで設備投資すれば、所有権はリース会社が保有しているので、固定資産税がかからないこともメリットだと言えそうです。

リースとレンタルの違いは?

利用期間が1年以内なら、レンタルの方がお得だと言えそうです。レンタル料金は支払手数料として費用化出来るメリットもあります。しかし、1年を超えるとなれば、レンタル料のほうがリース料よりも高くなるようです。
レンタルの場合、防犯カメラは中古が多いそうです。これに対して、リースなら新品を貸し出してくれます。リースならもしも災害被害などに遭遇すれば動産保険により、新しい機種に取り換えてくれるようです。

リースのメリット~初期費用を準備しなくても防犯カメラを設備投資可能

防犯カメラをリースで設備投資するメリットは、初期費用がかからないことです。災害時の動産保険料、保守メンテナンス料も込みなので、不具合や故障の心配もいらないと言えそうです。
防犯カメラの個数が多くなれば、自分でメンテナンスすることは大変になってきますから。さらに、所有権は持たないので資産を買った時と同じように減価償却費を計上し、費用化出来るのも設備投資にリースを利用するメリットだと言えそうです。