最近では防犯カメラを設置している家や会社が多いですね。防犯カメラをつけるまでもないと思ってしまいがちですが、防犯カメラをつけておいたほうがいいこともたくさんあります。防犯カメラの利点についてお伝えします。
防犯カメラを設置している人の心理は?
防犯カメラを設置していない人のほうが、設置している人よりも多いのが現状です。防犯カメラを設置している人の理由として多かったのが、実際に被害にあわれているということです。例えば、車に傷をつけられていた、タイヤがパンクしていたなどです。また、洗濯物を盗まれるなどの被害もあります。実際に被害を体験された方にとれば、繰り返しを防止するためにも防犯カメラをとりつけたくなるようです。
日中家をあけている場合は特に注意
つい最近も、スペインの中心的な繁華街でテロが起きました。このとき、偶然居合わせた人によるスマホでの撮影なども犯人の証拠に役にたったといえます。東日本大震災の津波も、居合わせた被災者のスマホで現状をリアルに伝えることができていました。
もし、常に人が警戒している状況なら、防犯カメラは不要だといえます。ですが、仕事で日中家を開けなければいけないなど、留守をする機会が多い方は、防犯カメラは多いに役にたちます。空き巣犯などは、人の目、光、音を嫌います。侵入には3~5分程度しか時間をかけられないようです。そんな時に、防犯カメラがあれば犯人にとって威嚇となります。防犯カメラの中には、センサー音がなるものもあります。センサー音が鳴れば、ご近所の目にもふれることになりますので、より効果的だといえそうです。
高層階のマンションなら安心?
高層階のマンションなら、犯人は逃げるのが大変だから空き巣の対象にはならないと思いがちです。ですが被害は空き巣だけではありません。ある女性の場合、侵入犯の形跡がいつもあり、おかしいなと思いながら過ごしていたそうです。ある日、仕事から帰ると管理人が部屋に侵入していたのです。このように、身近な人が侵入していることもあります。そんな時に防犯カメラがあれば、無謀なことはしないでしょうし、実際に起こってしまったとしても、防犯カメラがとらえてくれるので安心ではないでしょうか。
防犯カメラはできるだけ本物を
防犯カメラは犯人をリアルに液晶画面にうつすことができず、大体の風貌となります。あまりにも性能が悪い防犯カメラは買わないほうがいいでしょう。性能が悪いといいますのは、例えば太っている人をとらえているのに、液晶画面ではやせて見えるなどする場合です。購入前に、どんな姿で捉えられるのかのリアルな様子を見てからにするのをおすすめします。
まずはダミーからスタートということもできる?
本物の防犯カメラや警備会社に依頼などをする前に、まずはダミーを設置してみるのもひとつです。本物の場合、本体価格のほかに取り付け費用が3万円ほどかかってしまうからです。出張費などもありますので、配置と配線を分けて値段設定している場合は5万ほどかかることも。
ダミーは本物と区別がつかないものを
性能のいいダミーの場合、本物と区別がつきにくいタイプを選びましょう。3万円以下のダミーの防犯カメラの場合、業者にとりつけてもらうことは難しく、自分で取り付けることになります。そのとき気を付けたいのが配線です。明らかに配線が通っていないだろうと場所につけるのは逆に危険です。
レンタルもある
レンタルなら月額1~3万円くらいになりますが、初期費用である設置費は別になっているようです。まずはダミー、次にレンタル、最後に本物の防犯カメラと段階をふんでいくのもコスト削減の1つではないでしょうか。