防犯カメラの映像を警察から提供を依頼されたらマストで対応?

防犯カメラは店舗、企業はじめ家にも設置されることで安全を得られる素晴らしいアイテムです。もし、家に取り付けた防犯カメラの映像を警察だと名乗る人から見せて欲しいと言われたらどうしますか?ポイントと対策をお伝えします。

まずはその人が本当に警察の人かどうかを確認

オレオレ詐欺などの詐欺行為での犯人は警察や市職員に変装してだますこともあるそうです。防犯カメラの場合、芸能人や有名人などの映像がマスコミに流出することで利益を得ることも出来ます。
そのため、警察を装い防犯カメラの映像を入手しようとする犯人がいるかも知れません。ますは、その人が本当に警察の人かどうかを確認してみましょう。警察に電話で確認するなどしてみる事が必要です。

被害の例~コンビニ内の防犯カメラに映る映像がとんでもないことに?

あるコンビニの防犯カメラに、人気芸能人が買い物している姿が映っていたのだそうです。ファンなら当然、防犯カメラをリピートして、芸能人の映像を見てみたいと思うのが心理ではないでしょうか。
あるコンビニ従業員であった女性は、防犯カメラに映っている人気芸能人の映像を見るにとどまらず、なんと自分のSNSにUPしてしまったそうです。
同じファンのために映像を提供したつもりだったのかも知れません。しかし、勝手に映像を流された芸能人は迷惑になることも。その芸能人をいいと思っていない人から誹謗中傷を受けることもあるからです。ひどい場合は、映像を流出させたということで損害賠償になることもあるそうです。世界で1つしかない防犯カメラにうつった映像だからと、レア映像として流しただけなのにと思われた方もおられるかも知れません。
しかし、そういうことが実際に起こっているので防犯カメラの映像はむやみやたらに流さない方がいいでしょう。

警察から防犯カメラを見せてほしいと言われたら?

では、警察から自宅や店舗に取り付けている防犯カメラの映像を提供してほしいと頼まれたら、断れないものなのでしょうか?基本は自由なのだそうです。警察の捜査に少しでも協力したいと思われる方も多いはずです。
しかし、情報流出元は自分の防犯カメラなので、何かしら依頼文書を受け取るほうが安全のようです。もしも情報が流出したらと考えると少し不安ですよね。
ご安心ください、どうやら警察から依頼がある場合は「捜査関係事項照会書」を受け取ってから提供することができるのだそうです。もし、何かのトラブルで警察に提供した映像が流出してしまった場合でも、この書類があれば安全のようです。

むやみやたらに防犯カメラの映像は提供しないのがポイント

友人知人であっても、防犯カメラの映像を見せてほしいとか、貸してほしいといわれても渡さないのがトラブル防止の一番の対策ポイントとなりそうです。
警察の場合は基本、映像を貸し出すのも貸し出さないのも自由ですが、貸し出す時は「捜査関係事項照会書」を提示してもらうことがポイントです。