予防が大切~防犯装備と防犯設備の違いは?準備時のポイントご紹介 

空き巣などの被害を事前に予防する考えが普及している最近、各家庭はじめ、公共施設、店舗や事務所などでは、防犯対策を実施している所が増えてきました。防犯設備と防犯装備の違いとは?防犯装備の準備ポイントなどと共にお伝えしていきます。

防犯設備と防犯装備の違いは?

道路や駐車場、店舗や自宅などに設置されている防犯カメラやセンサーライトなどは防犯設備と呼ばれています。これに対し、個人がオリジナルで防犯のために持っている防犯ブザーなどは防犯装備と呼ばれているようです。

なぜ防犯装備が必要なのか?

日本の東京は世界一安全な都市だと言われている反面、女性専用車両もあります。例えば、電車内で痴漢に遭遇するなどした場合、被害届を出したとしても現行犯でない限り捕まらないことが多いそうです。
また、空き巣の被害にあったとしても、証拠がなければ近隣にまた同じ泥棒が入り逮捕されない限り捕まえる事は難しいそうです。これらのことから、防犯設備、防犯装備に対する重要性を意識される方が多くなり、結果的に自分の身を自分が守る活動をする人が増えてきました。

どんな防犯装備をすればいいの?

女性や幼い子供は、痴漢、ストーカーなどの被害にあった場合にパニックになるだけで対処できないことも。NPOが主催する防犯講習会を受講するだけで、もしもの場合の正しい対処法に関する知識を身に着けるだけでも防犯装備をしていると言えるのではないでしょうか。

子供の安全を守る防犯装備

ある女性には3歳になったばかりのお子さんがいました。普段は小学校1年生のお兄さんと共に遊んでいるから安心していたそうです。しかし、ある日帰ってきたのはお兄さんだけだったそうです。
隣町まで探検遊びに行き、いつのまにかはぐれてしまったということでした。お母さんは大慌てで捜索願を出したところ、隣町の警察で保護されていると連絡があったそうです。
例えば、ソフトバンク社では「みまもりケータイ」があります。GPS機能がついているので、子供がもしも迷子などになった場合でもどこにいるのかすぐに分かります。また、ボタン1つで通話が可能です。
その子と通話できる人を10人設定し、後はかけられないようにすることも出来るようです。着信できる人も最大20人まで登録できるようです。
さらに、携帯に防犯ブザーがついており、引っ張れば家族に居場所をすぐに通知するシステムもあるようです。メール機能もあるので、これからの子供の安全にはおすすめかも知れません。

過剰な防犯装備は要注意?

ある男性は、護身術の一環として小型ナイフを数種類携帯していました。極めればそうなるのも分かると言う感じですが、もし公共の場でナイフを所持しているとなれば、生活安全条例や軽犯罪法などにひっかかることもあるそうです。

防犯装備は危険だと思う日だけ所持するのがポイント

防犯装備の1つに、催眠スプレーがあります。ある男性は催眠スプレーを所持していただけで軽犯罪法の罪に問われたそうです。
しかし、その男性は仕事でお金を扱うことから、防犯対策のために所持していたことが分かり、正当な理由だと認定されて無罪となったそうです。悪意のあるアイテムと判断されてしまわないように防犯装備を携帯することもポイントだと言えそうです。