防犯カメラのリース~メンテナンス代は自己負担?

防犯カメラをリースした場合も、新規で防犯カメラを買った場合もメンテナンスが必要になる時期がやって来ます。リースの場合、メンテナンス代金はリース会社が負担するのか、借りた人が負担するのか迷うところではないでしょうか。
リースした防犯カメラのメンテナンス代についてお伝えします。

リースなのにメンテナンス料は自己負担?

毎月1万円で防犯カメラをリースされたある方の例で見て行きましょう。高級防犯カメラなら、安価な防犯カメラよりも鮮明な画像はじめ、クオリティーの高い防犯対策を取ることができます。
その方は、月々1万円で安心と安全が得られるのは安いと業者に勧められ、防犯カメラのリースの決心をしたそうです。

メンテナンス料について事前に確認をとるべき?

その方は、メンテナンスの時期がやって来ると想定していなかったのでした。数年経過したある日、画像が完全にぼやけてしまう故障のような不具合が起きてしまいます。修理に来てもらい、請求書を受け取りびっくり仰天します。請求額は5万円ほどでした。
すぐにリース会社に支払を要求したのですが、リースの場合、メンテナンス料は自己負担だとあっさり言われ途方に暮れたそうです。

防犯カメラのリース~ほとんどが自己負担

多分、その方はリースとレンタルを混同していたのでしょう。リースとレンタルは似ているのでついつい、リースもレンタルだと思いがちです。
・レンタル:メンテナンス料はレンタル会社持ち
・リース:メンテナンス料は自己負担
リースとは、リース期間中は買ったと同じとされるので、メンテナンス料金も自己負担となります。例えば、コピー機。
リースした場合、コピー機を使って利益を得たなら、その利益は100%コピー機をリースした人のものになります。同時にコピー機にかかわるメンテナンス料などの支出もリースした人の負担になるそうです。防犯カメラもコピー機と同じリースとなります。
しかし、リースの中には、メンテナンス料がリース会社持ちのものもあります。
・メンテナンスリース:自動車のリースなど:メンテナンス費用や車検費用はリース会社持ち
・ファイナンスリース:防犯カメラやコピー機はこちらになります。:メンテナンス料金はリース利用者(借り手)負担。

リースにすると損する?

レンタルと違い、メンテナンスが自己負担なら防犯カメラを分割で買った方がお得だと思われた方もおられるかも知れません。しかし、リースにすれば落雷、災害や人災の時の動産保険があるのでもしもの場合、保証されるのでお得になる様です。
防犯カメラの設置台数が多い、屋上や野外に取り付ける必要があるなどする場合は、メンテナンス料が自己負担であっても、リスクに備えて動産保険のあるリースにした方が総合的にお得の様です。