空き巣などの被害にあった場合で、防犯カメラに犯人らしき映像が映っていた場合、犯人が捕まると思いがちです。しかし、防犯カメラに映っている映像による犯人の身元の特定は難しいようです。防犯カメラに映っている映像から身元の特定をするためのポイントをお伝えしていきます。
防犯カメラだけでは身元の特定は難しい?
犯人らしき人物の映像が防犯カメラに映っていたとします。やった、警察に映像を持っていけば犯人の身元が特定できると思われた方も多いのではないでしょうか。犯人の特定のために防犯カメラを設置しているのですから、当然だと言えます。
しかし、実際は防犯カメラだけで犯人の身元を特定することは難しいそうです。
防犯カメラに映し出された犯人が、前科のある犯人の場合、防犯カメラの映像だけで身元の特定が出来るようです。そうでない場合、このような状況なら身元の特定できるかも知れません。
複数の防犯カメラに映っている
家庭用防犯カメラに映っていた犯人。近所のコンビニや施設などの防犯カメラにも映っているなどすれば、犯人の移動距離が分かります。駅などの防犯カメラに映っていれば、到着駅にも映っているはずなのでどの地域を移動したのかが特定できるようです。
防犯カメラから特徴を見つける~公開捜査で聞き取り
防犯カメラの映像を一般公開することで、よく似た人物の目撃証言などから身元の特定が出来ることもあるようです。身長や体重については、一緒に映っている人々の身長や体重をもとに特定できることも。
防犯カメラに映っている犯人の特徴がポイント
防犯カメラに顔がハッキリ映っていなかったとしても、犯人の持ち物、上着、靴などからも特定できることも。ある犯人は近隣店舗の紙袋を持っていたそうです。そのため、その店舗に買い物をしに来る人、買い物をした人だと断定できます。
凶器が防犯カメラに映っていたとすれば、ここ最近買い物をした人のリストなどから探すこともできるそうです。ただし、犯人が本名を名乗らずに購入や予約をしている場合、身元特定になるのは難しいようです。
防犯カメラの映像~目撃証言を得るためのアイテム
防犯カメラの映像だけでは犯人の身元の特定をすることは難しいようです。しかし、防犯カメラの映像が鮮明であればあるほど、目撃証言を得やすいのでより防犯対策となりそうです。
犯人が次の犯行でまた防犯カメラに映っている場合は、より身元の特定がしやすくなります。防犯カメラは少し高くても、画像が鮮明に映るタイプのものを買った方がいいかも知れません。