防犯カメラのチェック時期~いつするのがいいの?ポイントご紹介

防犯カメラに残された動画について、チェックはいつするものなのでしょうか。
毎日したほうがいいのかや、防犯カメラに犯人の映像が映っていた場合などのポイントについてお伝えしていきます。

防犯カメラの映像はどれくらいの期間保存されているの?

防犯カメラの映像の保存期間は、防犯カメラの機種にもよりますが、店舗や金融機関の長い場合で1カ月くらいなのだそうです。
店舗などが1カ月も保存する理由は、当日に犯人が見つからない理由からです。
店舗は毎月1回棚卸をするため、棚卸をする月末などでないと万引きで取られたため個数が減ったなどの正確な数値が確認できないからです。
防犯カメラ内の容量が満タンになれば、USBメモリやSDカードに移し替えて、本体部分の容量を空にすることもできます。

防犯カメラのチェック時期はいつ?

防犯カメラをわざわざチェックする時間を、営業時間内外で持っている店舗は少ないようです。
そのため、チェックは棚卸の個数が大幅に減っているなど、犯人を特定しなければいけない理由が発生されない限りはチェックしないところもあるようです。

防犯カメラに犯人らしき映像が映っていたら?すぐ逮捕できる?

防犯カメラに犯人らしき映像が映っていたとします。
知っている人が見れば、名前も特定できそうな場合があります。
防犯カメラの中には、音声を録音しないで画像だけを録画していることもあります。
一般的に万引きなどで防犯カメラの映像だけで犯人を特定出来た場合であっても、すぐに逮捕とはならないようです。
テレビで防犯カメラが捉えていた人物が逮捕という報道などがありますが、防犯カメラで犯人の特定が出来たことによって、犯人への捜査が始まるということになるようです。
万引きなどの場合、防犯カメラで犯人が映っていたとしても、現行犯でないと逮捕できないそうです。
その理由は、防犯カメラに映っていたとしても、商品がレジを通す前のアイテムかを特定出来ないからという理由もあります。
しかし、犯人が防犯カメラにうつっている場合とそうでない場合とでは捜査のしやすさは全然違うので、やはり防犯カメラの映像はあったほうがいいと言えそうです。

店舗では従業員の防犯活動にもお役立ち~防犯カメラの映像

たとえ、犯人が商品を盗んだリアルな動画でなくても、犯人が明らかである場合の店舗での万引きなどでは、防犯カメラに映っていた客について、今度店舗に来た時に万引きしていないかどうかを見張ることができることや、声掛けによる威嚇も出来るので予防にもなります。
コンビニやスーパーなどでは、レジと入口にだけ防犯カメラを設置しているところもあるようです。
その場合、レジや入口から離れた防犯カメラの撮影範囲外での商品について、万引きがあった場合でも、出入口に映っている映像が手掛かりになります。
従業員が防犯カメラに映っていた犯人を覚えていれば、犯人の見張りに備えられるからです。
今は画質はじめ性能のいい防犯カメラがありますので、設置されるとより効果的に防犯対策につながるのではないでしょうか。