防犯において、空き巣犯などの侵入対策として有効なものはと聞かれたら何と答えますか?防犯グッズはたくさんあるため、どれを設置すればいいのか迷うところです。犯人の心理的特徴を捉える事で、より防犯対策に有効なアイテムを選ぶ事ができるかも知れません。
犯人の心理~5分以上かかる家には侵入しない
空き巣犯などの侵入犯が犯行のために侵入にかける時間はたったの3分ほどだと言われています。3分をストップウォッチで測ってみると、結構長い時間でした。また、侵入してからの滞在時間は5分ほどだと言われています。
空き巣は人のいる家にも侵入できる?
空き巣犯は、留守の家だけに入ると思われがちです。しかし、人がいる家にも侵入します。特に小さな子供や高齢者だけの家などの場合、自分がいる部屋以外の部屋について、空き巣犯が侵入しても気付かない事もあるからです。
防犯カメラは部屋の中にも設置しておくのがポイント
留守の家に侵入した場合、滞在時間は1時間以上の事もある様ですし、5分以内で去る場合もあるそうです。すぐに去らせるための方法として、部屋の中の防犯カメラの設置は有効です。防犯カメラは玄関、窓などに設置する事をまず考えてしまいがちです。
しかし、それだけでは完璧な防犯対策とはならない様です。威嚇目的ならダミーでも十分効果はある様です。
侵入に気付いたらすぐに通報する事
侵入に気付いたらすぐに通報する事がポイントです。そのためには、スマホは部屋内でも持ち歩く事が防犯対策としては有効です。また、もしもの場合逃げる必要があります。
家の外へ逃げられない場合を想定し、中からかけられるタイプのドア鍵も準備しておくといいようです。いざとなった時に、部屋に隠れて通報できるからです。
侵入しにくい家とは?
空き巣犯にとって、侵入しにくい家とは侵入するのに時間がかかる家、留守宅でない家です。
・窓は二重窓、防犯ガラスシートにする
・窓の戸締りもしてから出かける(空き巣などの6割は窓から入るそうです。)
・郵便物をためない
・電話やインターホンには出る様にする
→留守宅かどうかを確認する方法として、電話をかけてみる、インターホンを押してみるなどする様です。
センサーライトやセンサー音も有効
空き巣犯は人の目、光、音を嫌う様です。防犯カメラを人の目の代わりとした場合、光はセンサーライト、音はセンサー音となります。
ただ、センサーライトについてはネコや犬にも反応するタイプもあるので、ココに侵入するはずがないという所に設置する事が有効性を高める事になりそうです。