防犯の見通しとは?侵入されにくい事務所にするポイント

防犯の見通しを立てる事で、泥棒に侵入されにくい事務所にする事ができます。どんな見通しを立てていけばいいのかを、泥棒が好む事務所を例にご紹介します。

泥棒が好むのはこんな事務所

泥棒はいきなり押し入る事はありません。どんな事務所なのか、どんな人が働いているのかをきちんと下見をしているのだそうです。狙われそうな事務所はこのようなケースです。
・従業員がか弱そう
・留守にする時間帯が1日に必ずある
→退去時は警備システムを作動する場合などでも、勤務中の留守に関しては作動させないなどする事があります。その場合注意です。
・事務所が人通りの少ないところにある場合
・大きな倉庫や木の背後に、侵入できそうな窓などがある場合
→人目につきにくいので注意です。
・両隣が空き地または留守がほとんどなどの場合で、道路から見えない窓がある場合
・出張が多く郵便受けには郵便物がたまりやすい
→留守だと分かり、侵入されやすくなります。

いつも開けっ放しの窓がある場合は危険?

なぜかいつも鍵をしない窓を作るなどする場合でも、泥棒は下見でチェックするのだそうです。そしてその窓を侵入、逃亡の出口のターゲットにするという訳です。
ちょっと近くに買い物に行くだけだからと、事務所の入り口や窓の鍵をかけずに出かけるのが常になる場合は要注意です。

周りに人の目がない場所は特に注意

従業員がゴミ捨てに行っている間に人がいなくなる部屋なども狙われる可能性がある様です。従業員が入れ替わるなどする場合は、事務所に誰かいる様にしてから退出するなど工夫することも必要です。

留守の多い事務所はどうする?

留守が頻繁にある場合、窓からの侵入に要注意です。ドアも窓もすべて戸締りしているから安心だと100%言えないからです。
特に、事務所に金庫などが保管されているなどする場合、補助錠をつけて2重窓にしたり、窓用の防犯フィルターをつけたりして簡単にクレセント錠を開けられない様にするなどの工夫が必要です。防犯カメラを設置したり、センサー音を取り付けたりするだけでも威嚇になります。

ドアにも防犯対策を

女性しかいない職場などで防犯対策をしたいという場合は、ドアに取り付けるだけで、不審者が侵入したら大きな音がなる様なグッズも安く売っています。防犯カメラは威嚇目的で設置することも重要な役割なので、同じ様な効果を出す事ができそうです。
もしも被害にあった場合は、防犯カメラに切り替えるのもさらに効果的です。

10台以上の駐車場の場合は補助金もでる?

市町村によっては、防犯対策のための防犯カメラを設置すれば補助金を支給してもらえるところもある様です。
駐車場の場合は10台以上でないといけない等の条件はあるものの、今後補助金支給対象が広がる事も予測されますので、防犯カメラに関わる補助金はチェックされておく事をおすすめします。