仮想通貨はトレンド通貨として、多くの人々の関心を集めています。
一方、仮想通貨のセキュリティの問題も話題となっています。
仮想通貨の展望とセキュリティについてをお伝えします。
仮想通貨という暗号通貨
仮想通貨は広い意味で電子マネーの1つです。
電子マネーの中には、ある特定の企業やゲーム内で利用できるポイントも含まれます。
しかし、仮想通貨は名前の通り通貨なので、お金として世界各地で利用できることが魅力です。
ドイツでは国の貨幣として利用することが認められている様ですし、カナダやオランダでも仮想通貨は日常的にお金と同じように利用されている様です。
取引はネットショッピングよりも簡単?
仮想通貨は、インターネット上で取引されます。
アカウントさえ登録すれば、ネットショッピングなどと同じように気軽に取引できるようです。
そのことから、仮想通貨の市場規模は年々増加しているようです。
日本でもFX取引をしている人が仮想通貨に投資手段を移動するなどの理由から、多くの人に利用される様になっています。
通貨取引所での仮想通貨の流出
コインチェックの仮想通貨が不正なアクセスによって略奪された事件はまだ新しいのではないでしょうか。
このことがきっかけになり、仮想通貨の取引所へのより強固なセキュリティ対策がのぞまれています。
なぜ、仮想通貨の取引所が簡単に乗っ取られてしまったのかについてですが、取引所となっているものの、インターネット上では一般サイトと同じつくりになっているからなのだそうです。
銀行などの金融機関では、不正アクセスがないようにセキュリティ対策を万全にしています。
しかし、今回のコインチェックは金融機関が行っているような取るべきセキュリティ対策をとっていなかったために、不正アクセスが発生してしまったそうです。
取引所のさらなるセキュリティ強化が今後は求められそうです。
では、利用する人が気を付けるべきセキュリティ対策はあるのでしょうか。
電子財布のセキュリティも重要
仮想通貨で取引した場合、それらを保管し利用するための財布が必要になってきます。代表的な電子財布は「ブロックチェーンインフォ」や「コインチェック」です。コインチェックについては、取引所の機能もあるようです。
また、株式会社インターネットイニシアティブは「ウォレット」という個人や企業間での取引において、仮想通貨で得た通貨や、電子マネーなどの決済ができるプラットフォームを開設しているようです。
これから仮想通貨が普及されるにあたり、電子財布も多く登場してくることが予測されます。
取引時のセキュリティは万全なのに、電子財布に保管している間に被害にあっては本末転倒です。
銀行や郵便局などと同じように、電子財布についてもこれからセキュリティ対策がますます求められそうです。
千以上の種類のある仮想通貨を利用するユーザーとしては、セキュリティが万全な電子財布や取引所であるかのチェックをしてから取引することも求められそうです。