防犯対策で安全ゲット~張り紙は効果を上げる?

防犯対策は地域を挙げて取り組まれるようになってきました。防犯対策の1つに張り紙があります。張り紙だけで防犯対策がとれるのかと疑問視される方もおられるかも知れません。張り紙で防犯対策を効果的にするためのポイントをお伝えします。

防犯対策をしているまちづくりをアピールする事がポイント

張り紙は犯人にとって、威嚇となるようです。なぜなら、犯人にこの街が防犯対策をしている街だと知らせる事につながるからです。また、住んでいる住民の防犯意識を高める事にもつながるようです。
例えばこんな時ありませんか?友人のマンションに遊びに行った時にエレベーターに乗ったとします。ふと壁を見た時に、防犯ポスターが貼られていたら防犯対策まではいかなくとも、不審者がいないか気をつけようと思うのではないでしょうか。
張り紙をする事で、住民にもこの街は防犯対策しているので安全だという安心感を与える事にもつながるようです。

張り紙が防犯対策?なぜ?

一般的に空き巣は夜中の眠った時間帯に多いと言われているようです。それなら張り紙をしていても必ずしも防犯のための威嚇になっていないと思われたかも知れません。
空き巣などの侵入犯は下見をするそうです。下見をするのは昼間であることも。その場合、防犯の張り紙を見れば威嚇となるわけです。

防犯カメラも設置するとより効果的

張り紙が空き巣などの侵入犯にとって、威嚇となる事が分かりました。さらに、公園や通学路などに防犯カメラを設置する事で、より防犯意識の高い街をアピールする事が出来そうです。
東京都では、公園に防犯カメラを設置する場合、最大40万円を限度に設置費用の3分の1が補助されるようです。東京都は2020年にオリンピックを控えている事から、より各市町村の防犯意識も高まっているようです。

防犯の張り紙は逆効果?

こんな人もいるかも知れません。防犯のための張り紙について、子供が見れば逆に恐怖感を与えてしまうのではないかと。しかし、防犯意識を高める事は必要な対策です。張り紙の効果は次の2点が主にあるのではないでしょうか。
・威嚇
・啓蒙

デザインや文字で工夫

防犯の張り紙について子供に恐怖を与えるのはデザインであることも。張り紙については、威嚇と啓蒙の2種類の目的があるようです。大人の場合、文字が読めるので文字で威嚇や啓蒙をする事が出来そうです。
幼児などに恐怖を与えない事については、デザインにハートマークや人の笑顔を入れる事(啓蒙の場合)も出来そうです。防犯意識を高めた結果、安全な街ということをアピールし、その街の姿を笑顔で描く事をすれば怖い張り紙にはならないのではないでしょうか。