地域の防犯啓発活動にはどんなものがあるの?取組みご紹介

防犯対策には防犯啓発は欠かせないアイテムです。
地域の防犯活動でも防犯啓発が取り入れられています。
どんな防犯啓発が地域の防犯活動に取り入れられているのかについてお伝えします。

警察と連携し特殊詐欺被害への啓発活動

特殊詐欺には次のようなものがあります。
・オレオレ詐欺
・架空請求詐欺
・融資保証金詐欺
・還付金詐欺
・ギャンブル必勝法情報提供詐欺
・異性との交際あっせん詐欺
など
これらの特殊詐欺被害にあう前に、地域の住民が集まるエリアに集い警察と連携して啓発活動をしているようです。

青パトによる防犯パトロール実施

青色防犯パトロールを実施している地域は、犯罪被害が少なくなっているそうです。
今では日本の青パトの数は40,000台にも及ぶそうです。
しかし、青パトのほとんどは地域のボランティアが実施しているので、活動のための車のキープが難しくなっているのが現状です。
青パトのための車について、日本財団では、青パトで使う軽自動車購入のための助成金補助を実施しているようです。
参考URL
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/patrol_cars/

防犯パトロール隊による地域の安全活動による啓発

地域の防犯活動においては、ボランティア団体や個人で行うボランティアによる啓発・啓蒙活動が防犯対策に功を奏しているようです。
地域の通学路、夜間の夜道などでは幼児や女性への被害そして、店舗などへの不審者の侵入を防ぐための活動が実施されているようです。
地域によっては、防犯ボランティアを養成するための活動を実施しているところもあるようです。
プロから防犯ボランティアを実際にする時の注意点や、ポイントなどを伝授することで、安全・安心な防犯ボランティア活動が実施できるそうです。
防犯ボランティアを個人で行う場合、リーダーとなる人だけが講習を受講することもできるようです。
防犯ボランティアはただ見回るだけでなく、もしもの場合にボランティア一人一人について、警察に通報する人、被害に遭っている人を保護する人、逃げるための準備をする人など様々な役割がある方が安全に巡回できるようです。

防犯啓発の実施場所~どこで行われているの?

地域の住民に防犯に対する啓発がしやすい場所としてはこちらが多いようです。
・ショッピングセンターなどの駐車場
・郵便局
・地域の公園
・イベント会場
など

より身近になる工夫~アニメキャラも導入

地域の人々が身近に集う場所で、親しみやすい啓発活動をすることで、より親近感のわく防犯啓発活動が実施できそうです。
例えば大阪府警察が実施する車上ねらい被害防犯啓発実施の啓発キャラクターに、アニメになったニンテンドー3DS用ゲーム、「モンスターハンターストーリーズ」が採用されているようです。
啓発物として配布されるカークリーナーに描かれているそうです。
防犯啓発活動は、子供はじめ地域の人々に恐怖を与えるよりも、防犯に対する認識を身近に高めるための活動である必要がありそうです。