鉄格子は窓に取り付ける事で、不審者の侵入を防止するアイテムです。
しかし、防犯対策を鉄格子でしているから必ずしも安心とは言えないそうです。
鉄格子で防犯しているにも関わらず、空き巣などの被害にあう理由と対策についてお伝えします。
鉄格子付きの窓なのに?なぜ侵入されてしまったのか?
2010年8月の事件ではこんな事があったそうです。
Aさんが帰宅すると玄関のドアが開いており、高価な貴金属が盗まれていたそうです。しかしAさん、玄関の鍵はかけていました。実は、洗面台の鉄格子が破られて侵入されていたそうです。
鉄格子をしているのになぜ侵入?
鉄格子は防犯アイテムであり、それを取り付けた瞬間人は安心するそうです。
つまり、鉄格子をしている窓には防犯意識を持たなくてもいいと思ってしまいがちになるという事ですね。そうなると窓に鍵をかけ忘れがちになることもあります。夏の暑い夜には、網戸のまま窓を閉めずに眠ってしまうこともある様です。
空き巣などの侵入犯は、そんな心理を巧みに読み鉄格子のある窓であっても狙ってくるそうです。
・台所
・洗面台
・お風呂場
・トイレ
など
鉄格子をしているからといって、戸締りはきちんとしなければいけないようです。
鉄格子って壊れるの?
実は鉄格子は、鉄格子よりも強いバッドなどや器具などで折り曲げる事が出来るのだそうです。
また、マイナスドライバーなどでねじをゆるめ、鉄格子を引っ張る事でも取れる場合もあるようです。
鉄格子のある窓にも防犯ブザーを
鉄格子があるからと言って、防犯対策をしないのはNGなようです。
そこで、窓が開いた場合に知らせてくれる窓用防犯ブザーを取り付ける防犯対策があります。
寝ている間も防犯ブザーによって、窓からの不審者の侵入を察知出来るアイテムのようです。
補助錠で留守中も安心
窓用の補助錠を取り付ける事で、留守中の侵入対策にもなりそうです。
空き巣などでは侵入にかける時間は3分以内なのだそうです。空き巣などの侵入犯は5分かかってしまうと分かった地点で、7割ほどは次のターゲットに向かうのだそうです。
補助錠で侵入を少しでも遅らせる事で、防犯対策している家だという威嚇が出来そうです。
防犯カメラは効果的
鉄格子窓に液晶画面を向けて防犯カメラを設置する事は、犯人への威嚇になります。
さらに、ダミーカメラでなく本物のカメラにすれば、もしも侵入された場合の証拠となる事でより効果的だと言えそうです。
鉄格子だからと言って防犯対策が出来ているとはならない様です。
防犯意識を高める事もポイント
窓の鉄格子を開ける作業は、かなりの力を要するものであり音や様子などはご近所や地域の人が気付くほどなのではないでしょうか。
何か不審な音が聞こえたらすぐにご近所同士で確認し合う事も、重要な防犯対策となりそうです。