2020年東京オリンピック開催に向けて、防犯面でも図や記号を世界から観光に訪れる人々に分かりやすく提示する事になっているようです。
オリンピック用の防犯における図や記号にはどんなものがあるのかと伝えします。
WiFiや充電コーナー
無線LANでインターネットを楽しむ人が多い中、日本のどこに設置されているのかを表示しなければ、外国人観光客は右往左往する事になります。
今後多くの無線LAN利用可能場所でWiFiや充電コーナーの図や記号が提示されそうです。
自動販売機やATM
日本人なら、すぐにこの機械は自動販売機だと分かりますが、自動販売機やATMを利用した事がない外国人観光客の場合はすぐに見つけられないかも知れません。
そこで図や記号で自動販売機を表示しておけば、すぐにたどり着く事が出来そうです。
駅乗務員
駅は観光客にとって、分からない事だらけの場所の1つです。
そんな場合、駅係員に質問する事で不安は解消されます。
しかし、どんな格好をした人が駅係員なのか分からなければ本末転倒です。
もしかしたらポリスと思ってしまい質問するのをためらうかも知れません。
そんな場合に、図や記号で駅係員だと示す事をすれば迷う事なく質問出来る事でしょう。
一般車
外国では日本の様に同じ色や形のタクシーばかりではない様です。
個人でタクシー事業をしている人の場合、自家用車をタクシーにしている事もあります。
日本では一般車とそうでない車とを区別してもらうためにも、図や記号で示す事はとても重要だと言えそうです。
コンビニ
日本で長い間暮らしていれば、コンビニの看板とそうでない店の看板や模様を見分ける事が出来そうです。
しかし、数日しか滞在しない外国人にとって、日本の種類豊富なコンビニについて、その店がコンビニであるかどうかを見定める事が難しい事もあります。
図や記号で示しておくことで、店の売り上げにもつながりそうです。
シートベルト
日本ではシートベルトの着用はマストになっています。
図や記号で示しておく事で、運転手さんが伝える前に気付いてくれる観光客も多いのではないでしょうか。
乗り出し禁止・立てかけ禁止
禁止の図や記号は、赤い円周に左から右へ斜めラインが引かれてあるタイプです。
斜線の奥に禁止対象の図が描かれている様です。
スキー板と窓なら、窓ガラスにモノを立て掛けないなどの意味を知らせる事が出来る様です。
また、地下鉄やJRは混雑される事が予測されます。
乗り出さないように図や記号で知らせる事で、乗客の安心・安全が守られる様です。
また、乗り出していて危ないと思う場合も、英語が咄嗟に出て来なくても、図を示す事で意思疎通も出来るのではないでしょうか。
参考URL
http://www.meti.go.jp/press/2017/04/20170414003/20170414003.html