子供、女性や高齢者を不審者から守るための対策の1つとして防犯パトロールがあげられます。防犯パトロールを実施している地域も増えています。防犯パトロールの
目的はじめ、防犯パトロールをする場合に必要なアイテムをご紹介していきます。
防犯パトロールの目的は?
防犯パトロールの目的は、犯人探しや空き巣犯を捉える事ではありません。もちろん、現行犯がいれば警察へ通報し、逮捕してもらう事は必要です。しかし、実際に防犯パトロールをするのは地域の人々なので、自分達の安全を最優先しながら防犯パトロールをする事になります。
不審者を捕まえるというよりは、不審者がいれば通報するという意味合いが強い様です。そして重要な目的の1つに、住民に防犯意識を高めてもらう事もあげられます。
防犯パトロールが充実している地域の犯罪率は低い?
防犯パトロールを行っている地域とそうでない地域とでは、犯罪率に影響がある様です。防犯パトロールを行っている地域のほうが、犯罪率が確実に低くなっています。空き巣犯などは、地域で防犯対策をとっている場合、嫌がって侵入をしないそうなのです。
犯行している所を見つけられたり、通報されやすかったりするからです。特に、不審者を見つけた場合に声掛けされてしまうと、犯行を諦めるそうです。
防犯対策の声掛けの1つ~挨拶は効果大
何気ない挨拶が、防犯パトロールになっているそうです。挨拶の声掛けをしているのに挨拶してくれない、逃げて行ったなど不審な行動がある場合は通報できるからです。
また、犯人も挨拶をされる事で顔を覚えられてしまうなどするリスクがあるので、挨拶運動などをしている地域では犯罪率が少ない様です。
防犯パトロールをする事になったら?必要なものは?
防犯パトロールをする事になった場合、何を準備すればいいのでしょうか。ちなみに、青色防犯パトロールをするための車に取り付ける青色点滅等は5、6千円ほどしますが地域の経費で買ってもらえる訳ではない様です。防犯パトロールは自主性が重んじられる傾向がまだまだ強い様です。
市町村が支給してくれる防犯グッズもある
市町村によっては、棒にLEDライトがついた点滅灯、腕章、防犯チョッキの支給のあるところもあるようです。防犯パトロールメンバーは有志で届け出る事もできます。
毎日夜に散歩やウォーキングをグループでされるという方で時間的に余裕があるなどすれば、ボランティアで防犯パトロールも出来る様です。ただし、月に1回などの定期的な義務、3年継続などの決まりもある様です。
防犯パトロールと火の用心の防火夜回りを一緒にするのも効果的?
防火夜回りと防犯パトロールを一緒にすれば、住民に語りかける事ができそうです。例えば、マッチ一本火事のもとなどの掛け声と同じリズムで、防犯に対する言葉を考えて織り込むなどです。
防犯パトロールグッズに身を包みながら、拍子木というのはいかがでしょうか。人手不足な場合、合理的だと言えるのではないでしょうか。