防犯視点から見た宅配便~必ずしも安全とは言えない理由と対処法

インターホンが鳴り、すぐにドアの鍵を開けて出る事はとても感じのいい行動です。
しかし、防犯面から見た場合、防犯対策が出来ていないと見る事も出来る様です。
宅配便を装った犯罪も起きているからです。
防犯において宅配便を装った犯罪への対処法のポイントをお伝えします。

宅配便は犯人が使いやすい手段

インターホンに出た時、「宅配便です」と言われれば、ほとんどの人はドアを開けるのではないでしょうか。
お歳暮、お中元などの時期であれば尚更です。
しかし、すぐにドアを開けるのは防犯面からみると危険な様です。

宅配便が来る場合

宅配便が来る場合、ネットショップなどで購入していない限り来る事はほとんどありません。
そのため、お歳暮やお中元の時期以外の宅配便については、家族の誰かが頼んでいる以外の場合はドアを開ける前に、次の事を確認しておく必要があります。
・発送元
・荷物の種類
発送元について、まずは家族の誰かに注文の覚えがないかを確認します。犯人は宅配便の格好を装っている場合もあります。また、分かりやすい例として、本来着ているはずの制服を着ていない事もあります。
もし、インターホンの画面で確認出来ない場合でも、窓などから確認してみる事が必要です。

誰も聞き覚えのない所からの宅配便の場合

特に、1人暮らしなどの場合は要注意です。
聞き覚えのない発送人からの宅配便を受け取る場合は、ドアチェーンをかけたままドアを開ける様にします。
荷物を確認出来れば受け取る様にするのがいい様です。

宅配ボックスも活用

マンションなどでは、宅配ボックスを活用する事も出来ます。
宅配会社と契約しているマンションなどでは、宅配ボックスに入れる時に印はんこ代わりになるレシートが出て来る様です。
そのため、住人はサインなしで受け取る事が出来る様です。
個人でマンションやアパートなどの廊下に宅配ボックスを置いておく場合でも、捺印機能があり、暗証番号式で鍵の施錠が出来るタイプのものであれば利用できそうです。
宅配業者が宅配ボックスに荷物を入れ、ボックス内にある捺印機器で捺印、暗証番号で施錠し不在案内に暗証番号を記録してくれています。
住人は暗証番号で宅配ボックスを開けるという訳です。

もしもの場合は防犯カメラがおすすめ

防犯カメラを設置するだけで、犯人を威嚇する効果があります。
宅配便に限らず、不審者を威嚇するためにも設置されてみるのも1つです。
ダミーの場合だと2,000円くらいのタイプもある様です。
本物の場合でも安い機種であれば10,000円ほどで購入出来そうです。