防犯月間は何をする?毎年10月に行われる全国地域安全運動とは?

防犯月間は毎年10月となっているようです。
10月には全国地域安全運動が行われ、防犯対策をより高める運動が行われています。
防犯月間について地域の防犯パトロールと共にお伝えします。

こんなケースが増えている

最近も地域に忍び寄る犯罪が多く、地域をあげて対策に乗り出しているところがあります。
被害例では、通学中の中学女子児童に背後から近づいた不審者がいたり、小学生にむやみやたらに声掛けをして嫌な気持ちにさせたりという被害があります。
登下校の見守りを強化することで、2週間くらいで不審者に悩まされる声はなくなったそうです。
被害のあった地域を具体的に住民に伝える運動
例えば、車上狙いが多い場所について、地域のケーブルテレビで現地を報道し、身近な防犯方法を伝えてもらうなどすることができます。
その結果、車上荒らしの件数が減ったそうです。

青色防犯灯を地域で設置

地域の通学路や道路においては、蛍光灯よりも青色防犯灯を設置することで、犯行に対する威嚇になります。
さらに、住民の防犯に対する意識も高まるのでより犯罪の増加を抑える事ができるようです。

ピンポイントでパトロール活動

防犯パトロールで効果をあげている地域では、ポイントをおさえた場所をパトロールしているようです。
そのためには、地域の警察から犯罪被害のあった場所の情報提供をしてもらい、住民にも通知しておくことで犯罪が激減したそうです。警察、自治体、ボランティア活動との連携も防犯対策になっているようです。

青色回転灯装着車両によるパトロールは効果的

青色回転等装着車両は、住民にとっても目立つ存在です。
そのため、まるで警備会社の防犯パトロールのような威嚇をあたえ、住民にとっても防犯意識を高めるようです。
その結果、街全体の犯罪が前年よりも10%ほど減る地域もあるようです。

観光地の駐車場は特に注意

地域の観光スポットでは、桜や紅葉など多くの観光客が訪れる時期があります。
その時期の駐車場などで、車上荒らしに遭遇するケースが意外に多いのだそうです。
地域では、観光時期に焦点をあて、青色回転灯装着車両によるパトロールを強化したそうです。
その結果、観光時期に多かった車上荒らしの被害がゼロ近くにまで減少したそうです。

通学路の整備で犯罪被害が激減

田舎の通学路では、木々がうっそうと茂った坂道を歩くこともあります。
そのため、地域の住民に目につきにくい状況の中の通学を余儀なくされており、犯罪の被害に遭遇しやすいようです。
子供達の不安をとりのぞくために、地域をあげて雑木を伐採するなどの活動をした結果、犯罪の被害も減ったようです。
子供の意見も取り入れることも防犯対策には必要なようです。

防犯月間で防犯意識を高める

防犯はまったなしで発生することから、年中パトロールや防犯意識を持っておく必要があります。
10月11日から20日までの全国地域安全運動では、防犯の重要性についての意識を高めるため地域を挙げて取り組むことで、毎年犯罪被害の低下効果を狙っているようです。