防犯カメラの歴史~一般にも普及しやすくなった理由は?

防犯カメラを設置している地域、事務所、家庭などが増えて来ています。
なぜ防犯カメラが普及しやすくなったのかを、防犯カメラの歴史と共にお伝えします。

防犯カメラの歴史~1960年代に登場

防犯カメラが登場したのは1960年代だそうです。
当時は監視カメラと呼ばれていたそうです。
動画ではなく、静止画像を連続撮影していました。録画場所はVHSビデオで、録画時間も長くて6時間程度だったようです。
また、何度も使うと劣化が進みやすく、画像の質も悪くなっていきがちでした。
そのため、メンテナンスが必要だったようです。
また、当時はまだ現在のようにカラー画像ではなく白黒画像だったそうです。
カラー画像になったのは1980年代になってからのようです。

現代の防犯カメラの特徴~一般に普及されるようになった理由は?

現代の防犯カメラの特徴は、パソコンなどのモニター、防犯カメラとデジタルレコーダーの連携が大変優れており数週間も動画を保存していく事も出来るようです。
また、録画した映像は劣化する事もなく、上書きも出来るのでメンテナンスが必要になるまでの期間も長くなっているようです。
また、小型化が進んだので部品のコストも安くなりました。
そのため、家庭用などの軽くてお手頃価格の防犯カメラも出て来たようです。
さらに、スマホの普及によって、スマホを防犯カメラに出来るアプリの開発も進んだのでIoT技術が防犯カメラにも活用されるようになってきました。
そのため、ハード部分のコストがさらに抑えられる様になって来ているようです。

SSD技術で静かで高速な防犯カメラの実現

デジタルレコーダーは、中でDVDが回転するため音がしていました。
しかし、SSD技術が発展した事で、フラッシュメモリが出現しました。
その結果、静かで高速な記録媒体となるのに成功したようです。
また、データ記録中の振動などの衝撃にも強い事から、外部での防犯カメラにも活用出来ているようです。
さらに軽量で消費電力もおさえられる事から、大掛かりな備付部品を取り付ける必要もないようです。
しかし、デメリットもあるようです。

容量の単価が高いSSD

容量あたりの単価が高いので、防犯カメラとしては高額商品となりがちです。
また、容量の面でもHDDでは数百TBのアイテムがあるのに対し、SSDは数十TBなので追いついていないようです。
低コスト化した防犯カメラが求められる時代
1960年代から登場した防犯カメラ。
当時は今のように簡単に事務所や家庭で利用されるなど想像も出来なかったでしょう。
今後はSSDの機能を備えたさらに低コストで容量が大きな防犯カメラが登場するのかも知れません。