ますます進む安心・安全~セキュリティにおける認証システムにはどんな方法があるの?

その人が本人かどうかを確認する方法にはいくつかあるようです。
セキュリティのための認証システムはスマホの指紋認証に代表されるように、パスワードやIDを入力しなくても簡単に出来る時代になっています。
セキュリティのための認証方法についてお伝えします。

ここまで進んでいる指紋認証

スマホが普及する現代では、パスワードやIDをいちいち入力しなくとも、ボタンを押すだけで指紋認証によりセキュリティが解除されるようになりました。
指紋認証は全く同じ指紋を不特定多数の中から探すのですが、より効率化を進めるために本人の指紋の中で指紋が途切れている部分や、分岐している部分などの特徴を見極め、それと同じ特徴のある指紋を探すそうです。
しかし、指紋認証では指紋を偽装する事も出来てしまうようです。最先端の指紋認証システムではなんと、静脈照合もするそうなので見破られない確立がかなり高くなっているようです。

様々な場所で使われている指紋認証

指紋認証はこのような場所で利用されているようです。
・犯罪捜査
・IDやパスワードの代わり
・オートロックマンション
・会社の事務所
など
指紋認証の他には、顔認証システムもあるようです。パソコンのセキュリティではメジャーになっているようです。
また、ユニバーサルスタジオジャパンでは「年間スタジオ・パス」利用者について、モニターへ顔を近づけるだけで顔パスが出来てしまうそうです。顔認証の場合、まず目の特徴を捉えます。その次の段階で鼻や口を測定していくのだそうです。

指紋認証よりも正確性がある?虹彩認証とは?

指紋認証や顔認証よりも正確性が高い認証システムとされているのは、虹彩認証のようです。
人の目は瞳があり、その周囲にドーナツ型の虹彩(こうさい)という部分で覆われています。虹彩は生後2か月までは変化するものの、それ以降は変化しない部分なのだそうです。
そのため、虹彩をセキュリティ認証に取り入れた場合、指紋や顔認証よりも正確性があると言われています。
虹彩の組織の配列をデータ化し、読み取れるようにする事でその都度本人と照合します。
人の目は様々ですので、虹彩全体をカメラが捉えるのが難しいそうです。
しかし、ほとんどの場合は逆まつ毛などがあっても、うまく捉えるそうです。
偽造している目や虹彩も見破るので安全のようです。

スマホを見れば本人がわかる認証システムとは?

スマホ内には、これらの情報が網羅されています。
・GPS機能によるその人の行動範囲
・利用時間
・電波情報
・決済情報
など
つまり、スマホを見れば個人が認証出来るというわけです。
しかし、人の好みなどは時の流れとともに変化していくので固定的な認証システムとしては活用するのは難しいのではないでしょうか。
指紋や顔認証そして虹彩認証よりは、正確度が低いもののIT時代の認証システムとしては便利だと言えそうです。