防犯対策で安全・安心なまちづくり~ポイントと事例ご紹介

市民の防犯対策で大きな担い手となるのは、地域のまちづくりとの連携が出来ている市町村です。
まちづくりで地域の発展を進める一方で、市民の安全も担う事でより住みやすい街になるようです。
まちづくりで防犯対策する場合のポイントと事例をご紹介します。

路上駐車なしは防犯対策にもなる?

今は路上駐車を禁止されている所が多いので、あまり路上駐車を見かけなくなりました。
路上駐車、実はその部分が道路から見えにくくなるため、住宅や事務所などに犯人が侵入しやすくなるというデメリットもあるのだそうです。
路上駐車をなくすことで防犯対策にもなりそうです。

公園にも防犯カメラを設置

最近はテロの問題も浮上しており、街全体でテロ対策をしているようです。
東京都では特に2020年のオリンピックもある事から、いち早く公園への防犯カメラの設置に東京都が支援をしているようです。
公園に防犯カメラを設置する際に、1公園あたり40万を限度として設置費用の3分の1を補う補助金が出るようです。
防犯カメラは犯人への威嚇になる事、犯人の映像を捉える事などから市町村でも導入している所が多いようです。

自動販売機も見守りアイテムに?

現代はインターネットとあらゆるアイテムをつなぐIoT技術が発展しています。
その中でこのような技術がすでに墨田区で導入されているようです。
自動販売機100台に無線ルータ-を設置し、地域とネットワークをつなぎます。
ビーコンを子供や高齢者が持ち、自動販売機の前を通ると家族に位置情報や活動状況が知らされるシステムのようです。
例えば、認知症の高齢者が地域で迷子になった場合などは有効活用されそうです。

ビーコンでまちづくり

ビーコンとは、信号の発信機のことです。
発信した情報をスマホなどの端末が受信するシステムのようです。
例えば、ビーコンを店舗などに設置すれば、観光客のスマホに信号が受信するので道案内にもなるようです。
ビーコンを持つ側が自分の情報を発信する事が出来るので、自販機にビーコンを設置すればタクシーや観光客のスマホに付近の地域の道案内が出来る事になるようです。
逆に、ビーコンを持った観光客に対しては、自販機に受信機材を導入する事で人々の行動傾向を捉える事が出来るので、地域の防犯や活性化に活用出来そうです。
ビッグデータで分析するなどすれば、市町村の中の人々の行動範囲や傾向が分かるので、どの部分に何を設置すればより活性化するかなどのヒントも得られそうです。