防犯人形を事務所に置いたら?安全対策のアイテムになる理由

防犯人形と呼ばれるアイテムがあります。
人形ごときに事務所の安全など守れる訳がないと思われた方もおられるかも知れません。しかし、意外にも空き巣などの侵入犯の対策アイテムになるようです。
防犯人形の魅力についてお伝えします。

実はアメリカが発祥地?

アメリカではセーフティーマンと呼ばれているようです。
セーフティーマンはまるで人間並みの大きさです。
・身長183センチ
・体重82キロ
・胸囲107センチ
セーフティーマンの顔と髪の毛はプラスチック、体幹は強化ビニール製、エアーポンプで膨らますようです。
セーフティーマンはアメリカの市民の安全を守っているということで、映画、テレビにひっぱりだこだったそうです。それが1990年代後半の出来事でした。

日本でもブーム到来?

アメリカの大ヒットに続き、日本でもセーフティーマンは輸入されたそうです。同時に日本人タイプも輸入されたようです。
なぜ防犯人形は防犯効果があるのでしょうか?

・犯人は人の目を嫌う
つまり、人影を嫌うのですね。
そのため、防犯人形がいることでその家には人影があるという判断をさせるというわけです。その結果、犯人の侵入が減ることになるようです。マネキンよりも軽いので、持ち運びにも便利なようです。

防犯人形の使い方~事務所から車まで

例えば、事務所の窓際に後ろ向きに置いておけば、犯人からは誰かがいるという風に映るようです。
また、玄関扉を開けた時に視界に入るように設置しておいたり、廊下と部屋の入口の境界部分に置いたりしておくなどすれば人と間違えてしまうこともあるそうです。
車の助手席に乗せておき、夜遅くの乗車の場合に「おまたせ」など声掛けをしながら乗り込む事で、暗闇では人が同席していると思われるようです。
また、事務所の場合マスコットキャラクターとしてもネタになるようです。しかしながら、あまりにもオープンにしておくと、防犯の意味が無くなりそうです。
事務所が無人になった時に、後姿が侵入時に見えるようにしておくと、犯人が嫌がる人の目、人影になるので効果的な威嚇になるようです。

センサーライトも併用すればかなり効果的

防犯人形で、犯人をギョッとさせた後、犯人にセンサーライトを浴びせる事でより威嚇効果は高まりそうです。ただ、いつも同じ場所に防犯人形を置いておくと、ダミーだとバレルことにつながりますので、掃除当番などの人が定期的に位置をずらすなどすることもポイントではないでしょうか。
・月曜日:窓A
・火曜日:玄関
・水曜日:窓B
・木曜日:どこかの空きデスク
・金曜日:応接室
・土日:玄関
もしかしたら、従業員が驚く事もあるかも知れません。

防犯カメラとともに威嚇効果を高めよう

防犯カメラ、センサーライト、センサー音と防犯人形を組み合わせる事で、事務所の防犯対策の一層の強化につながるのではないでしょうか。
今はまだ取り入れておられる事務所も少なく、防犯人形も当時以降あまり普及していないようですが、今後は防犯グッズとして拡散するかも知れません。