防犯カメラを取り扱う上場企業~この先株価UPする2企業ご紹介

防犯カメラ関連での上場企業はいくつかあります。
日本の防犯カメラは東京オリンピックを皮切りに、各国への需要も期待されます。
その中で株価UPが狙える2企業についてお伝えします。

高まる個人投資

NISAなどが充実し、少額投資にはじまり個人資産の形成に株式投資が多く用いられています。
日々入れ替わる日経平均株価ですが、その中の防犯カメラを取り扱っている企業は25社ほどあります。
その中で特に株価UPが期待される2つの上場企業をご紹介します。

テックポイント

テックポイント(6697)は、日本はもちろん米国、欧州、アジアと世界展開している防犯カメラの半導体企業です。
高い解像度で知られるHD画像での映像は、テレビ画面でみられるハイビジョンです。
一般的に高性能と言われている防犯カメラでは、HF画像を利用した液晶画面が取り入れられている様です。
しかし、高額になるというデメリットがあります。
テックポイントは従来から防犯カメラで多く使われている同軸ケーブルでもHD画像とすることに成功、「HDアナログ」が生みだしました。
また、車のバックカメラ、サラウンドビューカメラをより精密に連携させるための半導体も開発しているそうです。

テックポイントの上昇ポイント

テックポイントの株式上場の歴史は浅く、2017年10月に上場しました。
その際の株価は1,000~1,500円台でしたが、乱高下を繰り返しながら2017年12月に2,950円の高値更新となりました。
それから、3月までの間に一旦落下します。
しかし、テックポイントは落下の後は必ず上昇している特徴があります。
スパンとしては3カ月くらいです。今、上昇の時期に入っているようです。
2018年3月15日において、日経平均株価が前日比-0.87にも関わらず、2.3%も上昇し2,285円をキープしているのに注目です。
さらに、3月1日は1,714円であったにもかかわらず、連日上昇しているのでトレンド株だと言えそうです。

カナデン

カナデンは生活のあらゆる場面での電機機器技術に関する商品を提案する「エレクトロニクス技術商社」です。
セキュリティでは、逆光の場合でも人の姿を認識できる防犯カメラや、顔認証システムなどで知られています。
ファミリーマートがカナデンの防犯カメラをセキュリティとして導入しているようです。

カナデンの上昇ポイント

カナデンは2017年が4~10月までの間にゆるやかにアップダウンを繰り返しながら1,000~1,200台に上昇しました。
10月からは2か月で一気に1,400台にまで上昇、さらに2月には1,600台にまで上昇しています。
しかし、一旦調整のために1,300に戻しましたが、今さらに高値圏をめざして上昇中です。
これからオリンピックに向けて、防犯カメラを導入する会場や市区町村も多いでしょう。
その中、ますますの上昇が期待される上場企業です。

防犯カメラの需要はますます期待される

東京オリンピックでは防犯カメラはマストなセキュリティ機器であり多数が導入されるでしょう。
さらに、上場企業によって、日本の防犯カメラが世界に輸出されることが予測されそうです。
日本の家電が飽和状態になった今、注目される日本の電気機器の1つに防犯カメラが君臨するのかも知れません。