高齢者の防犯・防災対策~消火器の助成金~山口県下関市のご紹介

消化器は1家に1台備え付けたいアイテムです。しかし、高額であったり買替時期があったりする事などから、高齢者世帯では準備しづらいことも。下関市では、消化器の助成金があるそうなんです。消化器設置の必要性と共にお伝えします。

意外と高い防犯・防災アイテム~消火器

消化器は使う機会が少ないほどいいアイテムです。1家に1台持っておくことで安全が確保されることは分かってはいるものの、購入していない高齢者も多いようです。理由はこちらです。
・1本あたり6,500円(粉末1.5キロ)ほどする
・5年ごとに交換しなければいけない
・処分するのに1,000~2,500円ほどかかる
オール家電の家などで、家に喫煙者がいないなどすれば、火事は発生しにくいと思いがちです。しかし、ご家庭にはドライヤーもアイロンもあるのではないでしょうか。アイロンは火事の原因になりますし、ドライヤーも発火することも。
大地震が起これば、コンセントから発火することも。さらに、天ぷらを揚げる場面では高温になると火がなくても発火するようです。消化器は準備しておきたいアイテムではあります。

実は不審者の威嚇にも効果的

不審者が侵入、もしもの場合、防犯用のスプレーで威嚇するのが一般的です。しかし、防犯スプレーが無い場合などのもしもの場合、消化器も威嚇効果があります。
消化器を準備しておけば防犯スプレーを買う必要はないことになります。ただし、酢で出来ているなど有害成分のない消化器を選ぶこともポイントです。

消化器の補助金~下関市

山口県下関市では、高齢者が消化器を家に置いておけるように、25,000円までの消化器に関する補助金がでるようです。消化器は粉の量が多いほど高くなります。市町村の指定消化器ではなく、高齢者が軽くて持ちやすく使いやすいアイテムを自分で選べるのが嬉しいですよね。
消化器だけ?防犯カメラなどの防犯設備~一般家庭用の補助金はまだない?
防犯カメラに関する補助金は、企業が駐車場に設置する場合などの支給をしている市町村もあるようですが一般家庭ではまだ難しいというところです。
しかし、企業に防犯カメラの補助金が出ることで、企業の敷地内外に防犯カメラを設置することになれば、結果的にその付近で犯人が防犯カメラに捉えられることもあります。結果的に市民にも防犯カメラによる対策の恩恵があるという事になりそうです。

高齢者にとっては防犯装備は嗜好品~助成金は嬉しいシステム

医療費や日々の生活費で大変な高齢者にとって、消化器はじめ防犯カメラの設置は嗜好品レベルになることも。市町村で助成金が出るのは住みやすい街につながるのではないでしょうか。
参考URL:http://www.city.shimonoseki.lg.jp/www/contents/1303957192743/index.html