突然クラクションが鳴り響く音を聞いたことありませんか？マイカーの場合でお買いもの返りの駐車場などでは、そのうるささに注目されるかも知れません。実はクラクションが勝手に鳴るのは防犯対策なのです。
簡単に防犯クラクションは解除できるようです。防犯クラクションが鳴る理由と対処法をお伝えします。
防犯クラクションが鳴るのは正常な状態？
時々ハンドルのクラクションがピーピー鳴り響いている車に遭遇する事がありませんか？中に乗っている人が遊びで鳴らしていると思われた方もおられるのではないでしょうか。子供が遊んで鳴らすことも想像しがちです。
しかし、車のクラクションが鳴る時、それは車が危機を感じているから防犯クラクションを鳴らす様です。
防犯クラクションが鳴る理由は？
例えば車上荒らしや、車の盗難にあう事を想定してみましょう。車の持ち主は鍵でオートロックをして車から離れたとします。犯人は鍵穴に合いカギや鍵以外の何かでドアのロックを解除して入ることが多いのだそうです。
・車の持ち主は鍵のオートロックでドアを施錠したのだから、鍵を開ける時も当然鍵のオートロックで開けられるはずだ
この状況を車は独自に判断しているのです。車って賢いんですね。車の鍵がオートロックで開けられないと悟れば、不審者が侵入したと判断する様です。しかし、こんなケースがあります。
鍵の掛け方＆開け方に注意
お母さんとお子さんがドライブに出かけたとします。コンビニの駐車場ではお子さんを残し、お母さんは鍵のオートロックをして簡単な買い物をしに行きました。
しかし、お子さんはお母さんが気になったので、手動で車の鍵を開けたとします。このような場合にクラクションがなる事もあるようです。
合鍵を使っている場合も要注意
鍵を無くしたので、合鍵を作り使用している場合も要注意な車もある様です。合鍵でドアのキーを開けてから、10秒以内にエンジンをかけないと防犯クラクションが作動するのだそうです。他には、半ドアで駐車していると鳴る場合もあります。
クラクション以外にも鳴る防犯アイテムもある
高級車に多いのですが窓ガラスを覗いただけで鳴る車もある様です。これはフィールドセンサーが作動するからなのだそうです。
車の付近をネコが歩いただけで鳴るタイプの車もある様です。感度の強いタイプのセキュリティー装置を付けている場合、強風にあおられただけで鳴る車もあるようです。
ブーブーなってうるさくてもセキュリティーだと思えば安心
車のクラクションが異常に鳴り響く音は、近くで聞くと恐ろしいものがあります。しかし、車自体のセキュリティー反応なのだと思えば、いくらうるさくても近所の防犯だと思うことで安心できるのではないでしょうか。
そして鳴り響く音を聞けば、通報の準備をする事も忘れない様にしたいものです。
