安全はそこで働く人にとって、欠かせない重要な要素です。安全が脅かされるだけで業務効率の低下にまでつながります。安全が安心して得られるように改善するポイントをお伝えします。
サービス業などの第3次産業に多い事故?
4日以上仕事を休まなければいけない事故が多いのは、第一次、二次産業ではなく、第3次産業なのだそうです。その中でも、介護、サービス、小売などで事故が多いようです。安全だと思い込んでいるために起こる事故も多いそうです。
仕事中の事故~どんな種類が多いの?
仕事中の事故について、このような種類が多いようです。
・転倒
→電気をつけずに倉庫に入り、必要なものを取ろうとしたところ、置きっぱなしの荷物につまずいて転倒してしまった。床が濡れていたために転倒してしまった。
・怪我
→荷物を持ち上げた時に腰をひねってしまった。割れたガラスの破片で怪我をした。
・無理な動きによるもの
→無理な姿勢で電球を取り付けたところ、体に痛みが生じてしまった。ぎっくり腰になってしまった。
・過労による事故
→運転事故、落下など
危険場所を見つけたら?元に戻すだけじゃダメ?
危険な場所や状況を見つけた場合、安全を確保するためには元に戻すだけではいけないようです。同じ職場で働く人へ周知させることで安全は確保されることになるようです。
自分だけが安全の回避を出来たとしても、次にまた同じ様な事が起こることもあるからです。
責任者を決めておくことがポイント
安全はあって当然だと思われがちです。そのため安全を見直し改善することは普段しにくいのではないでしょうか。そこで、安全に関する責任者を配置し、危険な場所を探す取組み、回避する方法のまとめ、他の従業員に周知する活動をしていくのがポイントです。
誰かがやってくれるだろうと思いがちなのが安全の改善。売上げには直接関係ないと思われる部分なので、ないがしろにしがちです。
安全が確保されなければ業務効率も下がる
1人1人が安全に気を付けてくださいというだけでは、安全が完全に確保できたことにはならないようです。
もちろん、安全に器具を操作する方法などのマニュアル化も必要ですし、パターンや状況によって危険な場所、状況を確認し合うことも必要です。
安全な職場~常に新しい危険を探す取組み
事故が起こっていないからいいだろうではなく、もしかしたらココは危険になり得るという場所や状況を見つけあうことが出来る職場は安全性も高まるようです。
そのためには、入社時の安全教育、普段からの危険な場所や状況のヒアリングなども取り入れる事がポイントではないでしょうか。