安全と安心を得るためには防犯カメラは必要なのか？

国土交通省はじめ、安全・安心のまちづくりのため、地域の様々なところで防犯に対する意識が高まっています。家に防犯カメラを設置する場合、ダミーは効果アリなのでしょうか？ダミーカメラでも安全・安心が得られるのかをお伝えします。

安全・安心を得るためなら防犯カメラはマスト

防犯カメラを設置する世帯が増えています。ひと昔前は、家に防犯カメラがあるだけで、富裕層ではないかと思われていたくらいです。今では日常的に防犯意識が高まり、手に入れやすい価格設定がされたこともあり設置されておられる方が多いようです。

防犯カメラを設置する理由は、犯罪対策がメインです。現代の防犯カメラは品質が高く、1コマの画像もはっきりしており、巻き戻し機能にも優れています。そのため犯人の様相を液晶で明確にとらえてくれるようです。

防犯カメラは、犯罪者への心理的効果が高く、防犯カメラがあるというだけで不安材料となります。ただ、大手メーカーなどの防犯カメラは数十万もするものもあり、高額であることが難点です。そこで簡易に設置できるダミーの防犯カメラが注目されています。ダミーは効果的にはどうなのでしょうか？

防犯カメラはダミーではいけないのか？

要は、その防犯カメラがダミーだと分からなければ、犯人への心理的不安をあおることができますので、効果はあるといえます。安いダミーの防犯カメラは数千円のものもあります。ただ、犯罪者の中にはダミーとそうでない商品を見分けることができる人もいるようです。あまりにも軽装な防犯カメラでは確実な安心・安全は確保できないと考えておいたほうがいいでしょう。夜歩けば分かりますが、防犯カメラを設置しておられる家の前を通ると、ライトが家の前を照らすタイプのものもあります。

・点滅を繰り返す防犯カメラの中にはダミーもある

このことを知っている犯罪者もいます。ですが、本物の防犯カメラの中にも点滅を繰り返すものもあります。ですが、ほとんどの本物の防犯カメラは赤外線LEDなので、目にみえない光となっているようです。

・本物：点滅型、赤外線なので点滅しないタイプ
・ダミー：点滅型、点滅なしタイプ

つまり、空き巣狙いが本物だと思うことができるような防犯カメラであれば、ダミーでもかまわないということです。ポイントはより本物らしく見えるということです。いくつかあげてみましょう。

・本物と同じように、金属でつくられていること
・ハウジングの中に防犯カメラが入っている
など

本物でもダミーより安いアイテムがある

費用の面では当然本物が高いと思われるのではないでしょうか。ですが、数十万というのは大手メーカーというブランドアイテムの場合です。メーカーにこだわらなければ、実は1万円くらいから本物の防犯カメラを手に入れることもできるんです。これに対して、ダミーは2,000円くらいからありますが、本物らしく見えるのは1万円位からのアイテムです。

本物で安い防犯カメラの価格＝ダミーの中でも高い防犯カメラの価格

これを見た時、それでもダミーを選びますか？ダミー選びに失敗してしまった時のリスクを考えますと、本物にまさるアイテムはないでしょう。