空き巣は留守宅に侵入すると考えられています。しかし、必ずしも留守でない場合でも空き巣の被害にあうことも。空き巣に入られないためにできる防止対策ポイントをお伝えします。
空き巣の侵入時間はたったの5分?
空き巣はたったの2~3分で侵入し、5分ほどで去るそうです。トータル8分ほどです。しかしその短い間に、家の中はタンスの引き出しなどが荒らさているそうです。
空き巣はなぜ引出しをすべて荒らすのか?
引出しを開けて、金目のものがあればそれだけを持って行くことは出来そうです。しかし、空き巣犯は、引出などを荒らしています。
理由は、引出を荒らしながら金目のものを探しているからです。このあたりに金目のものがあるという推定ではなく、あらゆる引出をあけ、その途中で見つけるからなのだそうです。
大きな金庫は効果的?
宝石店などでは、何人もいる窃盗団が盗みますが、家や事務所などの場合、空き巣は一人のことが多いようです。そのため大きな金庫の上にさらに引出しなど、1人では持ち上げられないくらいの重さの物を置いておくことは空き巣に持ち去られない為には効果的の様です。
空き巣は1人で来る場合、あまりにも重たいものは、いくら金目のものであっても持ち帰らないそうです。
侵入に5分以上かかるアイテムを準備する
防犯カメラを見ると空き巣犯は次のターゲットに映るそうです。家全体が防犯対策をしていると思うからなのだそうです。
他には、補助錠を窓にとりつけたり、防犯フィルターを窓に貼ったりするなどすれば、犯人は侵入に手こずり、5分以上かかると判断するのだそうです。
小さな留守でも鍵や戸締りを
ちょっとご近所へ行くだけだから、ちょっと外食するだけだからとする場合、ついついドア鍵や窓の戸締りをせずに出かけがちです。しかし、犯人は8分ほどで逃げることができます。
8分以上かかる外出なら戸締りをしていくことが防止対策となります。ゴミ捨ての場合もそうです。少し話し込むなどすれば10分以上経過する事もあるからです。
寝ている時の忍び込み対策は?
全員が2階に寝ていて、1階に誰もいないなどする場合、窓鍵のかけ忘れは危険です。侵入時間を遅らせる対策として、窓用防犯フィルターや補助錠は効果的です。もし、侵入されたとしても貴重品がなければいいので、貴重品は寝ている場所に保管するなど対策をとることも必要です。
また、小さな豆球でもいいのでつけておけば、誰かがいることをアピールできるので対策にもなるようです。
特にベランダは要注意
家に入る空き巣は全体の半分、その中でベランダから入るケースも多く25%ほどになっています。ベランダのある窓の戸締りはしておき、夏などでも開けて寝ることはしない方が良い様です。
マンションなどでは2階以上だから安心しがちです。しかし6階くらいまではベランダからの侵入が多いそうなので戸締りはマストの様です。