1人暮らしは、まだまだ空き巣などの侵入犯への防犯 対策をしていない方も多く、危険がいっぱいだと言われています。いざ防犯対策というとき、どんな対策をとれば効果的なのでしょうか。効果的な1人暮らしの防犯対策についてお伝えします。
窓には必ず補助錠&防犯ガラスシートを
窃盗や強盗は平成26年には9万件以上にのぼっています。侵入犯は窓から入ってくることが1番多いんです。玄関ではないのが意外だと思われたのではないでしょうか。4階以上にお住まいの1人暮らしの場合、まさか自分の家には泥棒は登ってこないだろうと思うことがあります。しかし、泥棒は簡単に高いところでも登り窓ガラスを割る侵入方法、いわゆる窓破りを使うからです。
怖いですが、防止するためには、補助錠をつけることです。犯人は3~5分以上侵入の手間がかかるところへの侵入は中断し、他へ移るのだそうです。簡単に開けられない補助錠は犯人の時間稼ぎのためにはおすすめです。
ガラスシートもおすすめです。通販では安いものが売られています。簡単にカットできないようになっているため、侵入を遅らせるのに役立ちます。
玄関にはダミーの防犯カメラでもいい?
玄関から堂々と入ってくる犯人もいるそうです。制服を着用し、2人で訪問、1人が鍵をこじあけている間に、もう1人はそれを隠すそうです。近所からすれば、主人と関係者が帰宅し鍵あけにてこずっているだけのように見えるため、侵入犯だと気付かれないそうです。
お隣との連携を
お隣と防犯に対して連携することが大切です。両隣のどちらもが1人暮らしなら、防犯に対してだけでも、協力し合うことで防止できます。例えば、2日以上家を空けるなどする場合、伝えあうなどすれば、お互いに見張り合いができます。
ファミリーが両隣の場合でも、長期間家をあけるなどする場合は、その旨を伝えることで注意してくれるのではないでしょうか。もちろん、両隣さんがお出かけの時は注意してあげることも必要です。
針金入りの窓だから安心ではない
針金入りの窓だから、防犯しなくてもいいと思いがちです。たしかに強度面では優れていることでしょう。しかし、防犯面では簡単にこじあけられてしまうようです。針金をちぎり、小さな穴をあけることは数十秒でできてしまうそうです。
たとえ針金入りの窓であっても、補助錠や雨戸などをつけることで少しでも防犯対策をしていく必要がありそうです。
少しの外出でも窓もしめる
ゴミ出しやご近所へ買い物など、数十分や数分の場合でも、窓の戸締りはしていったほうが安全です。ゴミ出しをしている間に侵入犯が入ってくることもあるそうですから。