空き家や住居の防犯対策は必要?低コスト&効果的な方法ご紹介

防犯活動は、地域をあげて実施している現代です。住宅や会社も防犯対策をするに越したことはありません。数ある防犯対策グッズの中で、低コストで効果的に空き巣対策ができる方法をお伝えします。

空き巣が好む家って?

空き巣は犯行の前に、必ず下見をするといわれています。空き家の場合、特に犯人の嫌う人の目がなくなることになりますので、より狙われやすいといえそうです。空き巣犯はこんなチェックをしています。

・防犯対策の有無
→窓、ドア、人が普段いるかどうかなど。
・侵入経路や逃走経路の安全性
・郵便物:たまっていれば、人の目がないことになります。
・近所の様子
・侵入しやすい構造かどうか

人の住んでいない空き家は狙われやすいですが、高齢者や子供だけで留守番をしている場合や、共働きで普段家を空けている場合なども要注意です。

低コストで空き家の防犯対策をする方法

月額100円という低コストで空き家を巡回してくれ、写真付きで月1で安全の報告をしてくれるサービスです。さらに、近所からのクレーム対応もしてくれますので、所有者はクレームの対処法だけを考えればいいことになります。さらに、空き家には管理サービス会社の看板をたててくれますので、空き巣犯への威嚇にもなります。別途オプション料金を払えば、ポストの清掃、庭の草刈り、郵便物の転送サービスなど遠方の所有者にはうれしいサービスもついています。

窓からの侵入のほうが玄関からの侵入よりも多い?

実は窓からの侵入のほうが玄関からの侵入よりも多いそうです。

・窓からの侵入:約6割
・玄関からの侵入:約2割

玄関の前に5,000円相当もする防犯カメラを置いておくよりも、玄関の前はダミーの1,000円程度の防犯カメラを置いておき、窓側に本物のセンサー音付きの防犯カメラを置くほうが効果的だといえそうです。庭に放置している自転車、バイク、大き目の台など犯人の足場になりやすいので家の壁から遠い場所へ移動させましょう。

窓の防犯対策で、一番効果的なのは窓に雨戸をつけることです。最近の風水被害など暴風対策にもなりますしね。格子戸のほうが簡単にとりつけはできそうです。ですが、空き巣犯はドライバーなどで簡単にネジを取り外し、窓から侵入することもできるそうです。もしも格子戸で防犯対策をする場合は、ドライバーでまわすネジ部分に接着剤をつけたり、ネジ部分をつぶしておき、ドライバーがまわらないようにしておくなど、侵入に時間のかかるようにしておくことが必要です。犯人は侵入に3分以上かかれば、次のターゲットに向かうそうです。

防犯フィルムも低コストでおすすめ

万が一、窓ガラスが割られたとしても、飛散防止フィルムを貼っておけば、窓破りの被害は防止できるので安心です。外からの目隠しにもなりますよ。見た目もキラキラしていて違和感もないタイプもありますので、もしもの場合におすすめです。