物置の防犯対策は必要か?ポイントと方法ご紹介

物置にはいろいろなアイテムが収納されています。ガーデニンググッズはじめ趣味用品、季節のイベントグッズなどです。大切なアイテムがしまわれている物置も防犯対策が必要です。対策とポイントをお伝えします。

物置にわざわざ防犯対策などいらない?

物置に入っているのは、どうでもいいアイテムばかりだし、鍵もしめているから防犯対策などいらないのでは?と思われたかもしれません。ですが、物置の鍵はすぐにこじあけられてしまいます。さらに、建物の近くに物置を設置している場合、物置を踏み台にし、2階以上の階に簡単に登ることができます。建物への侵入対策としても、物置の防犯対策は必要となるのではないでしょうか。

建物の近くに物置をおかないこと

本文2.:できるだけスペースをつくりたいからという理由で、家の真横に物置を置いてしまうことは危険です。2階への足場になるからです。もし、建物に接する場所にしか置けない場合、窓の防犯対策をおすすめします。

・窓ガラスが割られないようシートをはる
・窓に補助錠をつける
など

物置自体にセンサーライトをとりつけるよりも、物置にたどりつくまでの経路に設置するほうがいいでしょう。物置は意外に倒れやすく、たとえ重いアイテムをしまっていたとしても暴風などで簡単に倒れてしまいます。

可能であれば、物置の横に番犬を飼うのもいいかもしれません。もちろん、物置が倒れることも想定し、その部分には小屋をおかないことが前提です。犯人を見ても吠えない犬の場合どうすればいいでしょう。その場合、犬小屋や門に「猛犬注意」のステッカーを貼り、それが見えるようなLEDライトを付近に置くだけで、犯人の心理的不安をあおるでしょう。

ダミーの防犯カメラもおすすめ

コスト的におさえたい場合、ダミーの防犯カメラもおすすめです。侵入犯は人の目、光、音を嫌うといわれています。防犯カメラは人の目のかわりになりますので、侵入犯の心理的不安をあおります。ただ、取り付けるのは物置自体にではなく、接する建物に取り付けることがコツです。物置に防犯カメラを取り付けてしまうことで、物置自体のバランスが崩れ、少しの風で倒れることもあるからです。

余裕があるならば、本物の防犯カメラを設置されることをおすすめします。ダミーよりも設置側の心理的安心度は確実に高くなりますしね。

お庭に物置を置いておられる場合、ガラスを踏んだような音のなる砂利を足場だけに置いておくのもポイントです。静かな夜や、午後など音がすることで侵入に気付くこともできます。

物置自体にあまり防犯対策をしないのがポイント

物置は、それ自体が古くなり、さび付いたりもろくなったりします。もしも防犯カメラや、ケンザンのようなものを物置の上に取り付けてしまったとします。暴風や竜巻が来たとき、物置自体が住んでいる人にとって凶器となることもあるからです。物置の防犯対策のポイントは、結局建物の防犯対策をすることです。