事務所が防犯意識を持つのはマスト?犯人が嫌うオフィスとは?

事務所の玄関ドアに鍵がついているので、ウチは大丈夫と思っておられませんか?事務所は人の目がありますし安全なように見えます。ですが要注意です。人がいるからといって泥棒が入らないとは限らないのです。万全の事務所の防犯対策をお伝えします。

人の目がある事務所が防犯意識をもつべき理由

ウチの事務所は、人が常駐しているから安心だと思っておられませんか?大きなフロアに大勢の人ならまだしも、事務所兼自宅や休憩部屋があるようなオフィスであったり、2階に事務所の常駐がいたりするなどする場合は要注意です。空き巣は5分ほどで犯行を終える機敏さを持っています。人がいるとしても危険な状況ってありますよね。例えばこんな状況です。

・ちょっと近所まで買い物に出かけていた、ご近所と立ち話など
→この時、ドアの鍵はしめたものの、窓の鍵まで締めずに出かけるなんてことありませんか?
・WCに入っていた
→人がいるから鍵はしていない状況ですよね。
・来客中だった
→防犯について意識することを忘れてしまいそうです。
など

人がいるからといって安心しきってしまうところが怖いのです。

侵入犯が嫌いなアイテムとは?

本文2.:侵入犯は5~10分で犯行を終えていきます。ですから、侵入にかける時間はほんの少ししか残されていません。つまり、犯人は侵入に2分以上かかると判断した場合、次の侵入場所へ向かうそうなのです。

犯人が侵入に2分以上かかると思わせるアイテムはこちらです。

・人の目
・光
・音

光も音も最終的には、人の目をひく要素になっています。侵入犯は人の目を嫌います。地域によっては、町ぐるみで防犯意識を高め、侵入者らしき人を見つけた場合は通報するシステムになっているようです。それを知れば侵入犯は、この町は人の目が光っているので侵入しにくいなとなり、次の場所へ移動するそうです。

事務所の場合も同じです。この事務所はセキュリティー対策を十分にしているなと思わせることができれば、あえて侵入しづらい事務所に時間をかけないというわけです。

防犯グッズを表にみせてアピールしよう

せっかくの防犯グッズを設置しても、室内などに設置すれば、侵入犯への威嚇にはなりません。あえて外から見える場所に設置することで、犯人が嫌う事務所にするというわけです。

防犯カメラ、センサーライトなどの防犯アイテムはマストです。そしてさらにおすすめしたいのが音による威嚇です。侵入してほしくない場所へ侵入された場合、音声で退去をうながすセンサーボイスというアイテムもあります。犯人は光よりも音で威嚇されることを一番嫌うそうです。光は付近を通っている人しか気づきませんが、音声は建物の中にいても聞こえますし、ご近所にもすぐにわかりますから。

事務所の防犯意識のコツ~人がいるから安心は禁物

侵入犯が入ってきたら分かるだろうという安易な気持ちは禁物です。同じ部屋にいない限り、侵入することは可能だからです。さらに侵入を察知した時の通報の仕方など、普段からシュミレーションしておき防犯意識を高めておくことが必要なのではないでしょうか。