大型のマンションでは、エントランスだけでなく多様な共用施設で付加価値をつけていますね。こうした最新のタワーマンションでは、防犯対策も最新のものが導入されており、高い安全性をウリにしています。共用施設をウリにしているようなマンションの防犯システムについて紹介しましょう。
■共用施設にはどんなものがあるか
・フィットネスジム
・スパやプール
・中庭や敷地内公園
・パーティールーム
・キッズルーム
・シアタールーム
・ゲストルーム
・コンシェルジュサービス
ホテルのようなエントランスにコンシェルジュが常駐しているマンションもあり、付加価値を高めたマンションは、作りが堅牢で、防犯対策も最新のものが導入されています。
それだけに、実業家や政治家、芸能人など、裕福で高い安全性を求めている人たちの入居も多いですね。
基本的には、住人のみの専用施設となっていますが、中庭や敷地内公園、各フロアには防犯対策が施され、安心して公平に利用できるように管理されています。
■マンションの最新防犯事情
『認証装置やセキュリティ体制』
玄関で番号を入力するタイプや、指紋認証どころか、すでに顔認証システムが導入されているマンションもあります。
エントランスの自動ドアが顔認証で開閉するものなら、入力の手間がいりません。
また、玄関ドアの場合も、顔認証がついていて、認証しない時には暗証番号を入力するものもあります。
静脈、虹彩認証型等より費用も安く、使いやすく、鍵が無くてもセキュリティが守られますね。
『不審人物をアラートで知らせる』
防犯カメラの技術も進んでいます。カメラで撮影した情報を解析して、精神状態を読み取ることができる技術があります。
最新の防犯対策が導入されている場合には、撮影しているだけでなく、画像の解析を行っていますから、不審者が写り込んだ場合にはチェックされアラートがなるシステムもあります。
■防犯カメラとコミュニティが大事
鍵をコントロールし、施錠を確実にしても、“共連れ”で侵入されてしまうことがあります。
いくつかのタイプの違う防犯システムを組み合わせることと、人の目が防犯の決め手となります。
同じマンションの住人とは距離をおきたいと考えるかたもいますが、住人同士で不審人物の侵入に気配りできる関係が持てると不審者は近づきにくいと言われています。
最新技術を搭載した防犯カメラが、手頃な導入コストで使えるようになって、コミュニティの力をアシストして、犯罪の抑止に活用できると高い効果をうめるでしょう。