安全に事務職の仕事を進めるためのリスクマネジメントとは?ポイントご紹介

安全に事務職の仕事を進めるためには、 リスクマネジメントが必要になってきます。どのようにリスクマネジメントしていくのか、事務職のリスクマネジメントのポイントをお伝えしていきます。

会社の信用が失われることも

金融関係などでは、入力ひとつで大きな損害になることも。リスク体勢の強化のために、チェックする人を増やすなどしているところも多いのではないでしょうか。また、業務が多いからという理由で、業務自体を減らしているところもあるようです。しかし、業務を減らしても、チェックにまわるなどするので、結局業務は減らないことになりがちです。

ヒューマンエラーの領域なのか?

人間だから、入力のミスもあります。しかし、その人がミスをするから、業務をする人を変えた場合も同じことが起こっていることが多いようです。

・人のミスは人のせいではない

安全に仕事をすすめるためには、ヒヤリハットと事故の関係を見る必要があります。ハインリッヒの法則では、1つの事故が起こる前には、軽い29個の事故、そして300ものヒヤリハットがあると言われています。例えば、チェック体制でミスが事故にならなかったとしても、チェック時にミスが多い場合、業務内容自体が問題だということになります。つまり、誰が行っても事故につながるということです。

しかし、業務自体をなくすことはできません。チェックでミスにならなければいいということになります。しかし、チェックもれがあることも。その場合が一番の問題です。

そこで、金融機関の中には、AI技術を使い、営業、事務などのミスのリスクマネジメント対策をとっているようです。その結果、ミスをAIが見つけるということになるため、安心して日々の業務に励むことができるというわけです。

リスクマネジメントは、リスクマネジメント対策をすることで、業務が楽しくなった、楽になったと思うことができるマネジメントでなければいけません。そのためには、業務そのものを見直し、システムを綿密化、その業務を行う時間帯や時間の見直しも必要です。さらに、リスクのある業務についても、業務全体の中で、特にこの部分のミスを防止することが必要だなど、対策すべきミスの優先順位づけも必要になってくるのではないでしょうか。

参考URL
http://www.kibit-platform.com/products/ai-support/

防犯カメラを活用

ある銀行で、大切な契約書が紛失することがあったそうです。防犯カメラを導入していたので、保存された録画でチェックしたところ、別の従業員がいらない書類だと思い、ゴミ箱に捨てている映像が見つかり、契約書を見つけることができたのだそうです。防犯カメラをリスクマネジメント対策にもってくることで、安全に仕事が進められると共に、従業員の不正対策にもなるようです。