空き巣の服装はサングラスとマスクじゃないの?見分ける方法ご紹介

保育園や幼稚園のお子様に空き巣の服装を書いてもらうと、ほとんどの園児達は黒のサングラスにマスク姿や目指し帽が多いそうです。ドラマなどでもそうなので、大人であってもいかにも空き巣だと分かる服装だと思いがちです。
しかし実際は違うそうです。空き巣の服装の特徴や見分け方をお伝えします。

空き巣犯と言えばどんな服装をイメージする?

唐草模様の大きな風呂敷を見ると、なぜか抜き足差し足の泥棒の姿を思い浮かべてしまいます。また、口の周りを黒いひげで囲み、別の風呂敷を鼻の下で結ぶ姿も泥棒のイメージですね。これは1960年代後半から1970年代前半に大流行したテレビ番組である「デンスケ劇場」によって、人々に泥棒のイメージを与えたようです。
また、ニュースや報道番組での誘拐犯の逮捕映像や防犯カメラ映像などで、目ざし帽をかぶった人を見慣れているので、大人であってもサングラスや目ざし帽をかぶっている人が空き巣犯だと思い込んでいる人が多いようです。

空き巣は地域色に染まっているから分かりにくい

例えば、ビジネス街に入る空き巣だったとします。その場合、空き巣だと見破られないためにビジネススーツを着ているそうです。住宅街なら、怪しまれないように作業着を着たりしますし、学生街なら学生風に変装したりするそうです。
農家の多い地域では、農作業着を着ている事も。空き巣は出来るだけ怪しまれない様な恰好をしている事が多い様です。

どこかずれているなら要注意

しかし、本物のサラリーマンや農家ではありませんから、どこかしら抜けがあるはずです。例えば、スーツ姿なのに運動靴を履いている場合などです。最近はアメリカナイズされているので、黒の運動靴をスポーティーに斬新に履いておられる方も多いのですが、見間違わない様にしなければいけません。

顔も隠さないのが今の空き巣犯?

最近のバラエティー番組では、81歳の空き巣常習犯が、被害者が仕掛けた複数台の防犯カメラによって見事捉えられた事件が放送されていました。防犯カメラに映っていた犯行時の服装は、作業着、運動靴、しかもサングラスもマスクもしておらず空き巣犯だと分からないものでした。
最初に捕まえに大声で威嚇しながら向かった被害者さんが不審者でもあるかのように、通行人の目は注がれていました。パッと見は分からない、これが現代の空き巣犯の実態なのかも知れません。
被害者は、部屋のバッグのポケットなど5台以上もの防犯カメラを部屋中に設置、以前に映っていた防犯カメラの映像の特徴と照らし合わせて警察に通報する前に自分で犯人を捕らえたそうです。

これからますます需要が伸びる~防犯カメラ

パッと見で空き巣犯だと分からない場合、犯行の映像を残すことが有効な犯人探しになりそうです。そこで今後ますます期待されるのが、防犯カメラです。
もし、防犯カメラがなければ犯人特定にはいたらず、度重なる被害に遭う恐れも。犯人確保に必ずといってもいいほど出てくる防犯カメラの凄さに驚くばかりです。
今は古くなったスマホをカメラの液晶に出来たり、WiFiで簡単に作動出来たりするものもある様なので、空き巣対策として部屋に置いておくのも良いかも知れません。