アンドロイドとアイフォンの時代、スマホを持つ人は全体の6割にものぼっています。セキュリティが高いのはアイフォンかアンドロイドどちらなのでしょうか?スマホのセキュリティ事情についてお伝えします。
セキュリティが高いのはアンドロイドよりもアイフォン?
一般的にセキュリティが高いのはアンドロイドよりもアイフォンだと言われています。果たしてそうなのでしょうか?どうしてアンドロイドはアイフォンよりも低いと言われているのでしょうか。
・アンドロイドのosが公開されているから
アンドロイドはグーグル社が開発したスマホで、そのosコードが公開されています。そのため、不特定多数の技術者がコードを知ることができるため、時と場合によっては悪用されることもあるそうです。
・専用ストアである「Google Play」以外のストアでもアプリを購入することができるシステムになっています。ウィルス感染についてはアプリ専用ストア以外のところからダウンロードした時に、ウィルスに感染しやすくなるそうです。つまり、アンドロイドはウィルスが侵入しやすい環境にあることがわかります。
アイフォンは専用ストアでしか購入できないので安全
アイフォンのiosは外部に公開されていないので、外部技術により悪用される心配がありません。また、アンドロイドと違い、iosだけでなくアイフォン機種自体もアップル社が独占しているので、外部機種とiosとの不具合が起きにくいようです。
このことから、アイフォンはアンドロイドよりもウィルスにさらされる環境は少ないことがわかりました。
ウィルスに感染する理由は他にもあった?
実はウィルスに感染する理由は他にもあったんです。
・スマホ自体の脆弱性の問題
スマホ自体が脆弱していれば、ウィルスが入りやすい事が分かっています。実はアンドロイドよりもアイフォンのほうが脆弱性は強いと言えるんです。その理由は、メリットでもあったiosが非公開なために、多くの有能な技術者にその脆弱性を発見してもらえないからです。
もちろん、アップルにも技術者がいるので脆弱性を見逃すことはないでしょう。しかし、そのスピードはosを公開しているアンドロイドの方が早いといえます。
ウィルスの脅威に関しては今後どうなるかわからないのが実情ではないか
今は、専用ストアでしかアプリをインストールすることを許していない、かつiosを非公開にしているアイフォンのほうがセキュリティ面は高いとされています。しかし、スマホの脆弱性という点からみたとき、今後ウィルス感染が脆弱性に対してひどくなるようであれば、アンドロイドが必ずしもアイフォンよりもセキュリティが低いとはいえないと言えそうです。