食の安心と安全~消費者が出来る事とは?

美味しそうだからとついつい食べ過ぎになる危険な食品については、消費者みずからで、自分の健康についての安心・安全を守るためにチョイスしていく必要がありそうです。食べ続けると病気になると言われている食べ物を紹介しながら食の安心と安全についてお伝えします。

塩分の摂りすぎが胃がんの原因に?

死因の中で1位にあがる悪性新生物(がん)。その中の胃がんについての発生要因には塩分の摂りすぎもあげられているようです。加工食品が多い日本やイギリスでは、そのほとんどに塩分が含まれています。
しかし、食品によっては塩分とだけ書かれているので、どれくらいの塩分をその食品から摂取しているのかが分かりづらい食品もあります。そのため、消費者生活センターにある問い合わせの中には、塩分についての問い合わせも多いようです。
トランス脂肪酸は摂取しないようにする
トランス脂肪酸が入っている食品はこちらです。
・マーガリン
・ショートニング
→ショートニングという添加物を見たことがあると思われた方は多いのではないでしょうか。スイーツではデニィッシュやクッキーのサクサク感を出すために使われています。外食では、トンカツ屋さんや天ぷら屋さんでも使われており、食感がいいのでどんどん食べてしまいがちです。
スイーツで他にはこのようなアイテムにもトランス脂肪酸は入っていることが多いようです。
・ファストスプレッド
・ショートケーキ
・アップルパイ
・ドーナツ
など
トランス脂肪酸を摂取することでこんな病気が発生しやすくなるそうです。
・心臓病
・糖尿病
・がん
・子宮内膜症
・不妊症
・認知症
・記憶力の低下
など
パン業界では、トランス脂肪酸を減らす取組みもされているようです。アメリカでは2016年からトランス脂肪酸が禁止されているようです。アメリカ人の死因に心臓病が多かったことなどもあるようです。

漬物の食べ過ぎに要注意

日本人の主食は米であることから、浅漬け、たくわん、なすなどの漬物が多く食されています。しかし、加工食品の場合着色料、増粘多糖類、漂白剤、保存料などの添加物が大量に入っていることも。さらに、塩分も多いのでいつのまにか体が蝕まれていることも。
また、塩昆布などもお茶漬けにするとおいしいですが、塩分を知らず知らずのうちに取りすぎになるので毎日食べ続けるという食べ方は控えたほうがいいようです。

コンビニ~便利だけれど毎日食べると危険な食べ物がある?

食の安心と安全は、加工品の多い日本では材料の仕入れから消費者に届くまでに企業に委ねられがちです。コンビニをランチで利用される方も多いですが、毎日食べると危険だと言われているアイテムがあります。
例えば、カップラーメンです。添加物がたくさん含まれていますし、塩分も多いです。また、冬に美味しいおでんも食材の中に添加物、保存のためのだしの中にも添加物と、添加物のオンパレードです。ホットドッグについては、タバコと同じくらいの毒性のある物質がウィンナー、油、調味料に含まれているようです。
また、おにぎりについては、たらこが要注意で着色料の亜硝酸Naが発がん物質なのだそうです。また、おにぎりの鮮度を保つためにPH調整剤、保存料などが入っています。そうでなければフカフカのお米を2日ほどキープすることは難しいですからね。
外食やコンビニ食が多い方は、一週間のうちの3分の2は自炊するようにし、加工食品を食べる割合を少なくすることで食の安心と安全を確保し、健康という安全を確保できるのではないでしょうか。

消費者の健康~生産者だけに委ねない

生産者側としては、消費者に決められた基準を超えない添加物を混ぜた害のない加工食品を提供してくれます。美味しさを追求しているので口当たりはいいかもしれません。
しかし、消費者がその食品を食べ続けた時に起こる健康被害までを想定しているかどうかは疑問です。そのため、消費者自ら健康維持のために、加工食品については添加物なしのものを選ぶなり、加工食品を控えたり、自炊するなりしながら安心と安全を守っていきたいものです。