冬の防犯は窓に注意！日暮れの早い冬にできる防犯対策とは

冬にこそ防犯対策を気を付ける理由とは？

（1）日暮れが早く、在宅か不在か判断しやすくなるから

もう17：00を過ぎると辺りも暗くなってきましたね。陽が落ちるのが早くなりました。
他の季節に比べて室内の電気をつける時間帯が早くなるため、在宅かどうかをすぐに判断しやすくなりました。

今や75%が共働きと言われていますので、お子様がいないご家庭は家の大半の時間を空けている事になります。
その建物がセキュリティ対策をしているか、近隣の住民に見られない時間帯は何時ごろかなどを下見し、実行に移します。

リスクを犯すことになりますので、損得勘定で下見せずにそのまま犯行に及ぶことはほぼないと考えてください。必ずと言っていいほど下見をし、この家はいけそうだと判断した家に侵入します。

（2）年末年始で家を空けている事が多いから

会社も一般家庭にも言える事ですが、働く世代のご家庭であれば、年末年始は実家に帰省する事が多いですよね。
近隣の家も同じ状況なことから、人目が無い時に空き巣行為に及びやすいと言えます。

侵入するまでに10分かかるようであれば、9割が犯行を諦めると言われています。
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一般家庭の戸建や共同住宅どちらも窓から侵入されており、その大半が無施錠が原因です。
近所に出かける時でも、マンションのオートロックがあったとしても、家から一歩出るなら施錠をする事を心がけましょう。

（3）年末のボーナスと給与、子供のお年玉など金銭目的の窃盗犯には狙いやすいから

普段使う分だけお金をお財布に入れている方も多いですが、年末はご主人様のボーナス、お給料に加えてお子様がお年玉をもらうなど、お財布のひもが緩みやすい季節です。
お休みの前にお金をおろして持っておくことを考えると、ファミリー層の家に侵入するといつもより金銭面での収穫があるかもしれないと犯行に及ぶ犯人もいます。

事務所では機密情報や個人情報などが狙われます。

冬の防犯対策で窓を強化するにはどのような方法があるの？

侵入経路が窓が一番多い事、冬の暗くなるのが早い時期に不在を確認するのは窓から明かりがついているかどうかを確認するこの2点から、冬の防犯対策はいつも以上に窓周辺を気を付ける必要があります。

窓からの侵入時間を長くする

窓からの侵入を行うのに、手慣れている犯人であれば、30秒もあれば外側から鍵を開ける事ができてしまいます。

2分～5分の間に開かない場合約半数の犯人が諦めるようです。
狙われてしまったとしてもとにかく時間がかかるような工夫が必要です。

最後の、窓を外から見やすいようにしておく事についてですが、一見高い塀や草で外から狙われないようにした方が良いと考えるかもしれません。
ですが、犯人が敷地内に入ってしまうと、外から犯行現場が見えにくくなるという事にも繋がります。

ですので、出来る限り家の周りは視界を遮るような登れてしまいそうな高さの塀や草などは避けるようにしましょう。

在宅しているように見せかけるために、部屋の電気をつけたままにしておく

動物を飼っていたり防犯対策の為に既に行っている方も多いのではないでしょうか。
リビングだけでも照明をつけたままでかけたり、魚を飼っていたら水槽の電気をつけたままでかけたりすると、夜も人がいると認識されるケースもあります。
電気代がかかってしまうのですが、安心という面では女性の一人暮らしでも活用できそうですね。

防犯カメラを設置し、常に監視の目を置く

侵入しようとする人に威嚇にもなりますし、ダミーカメラでなければその時の証拠映像も撮影する事ができます。
特に一般住宅の戸建や事務所でしたら屋外に設置する事も可能ですから、外から犯人にアピールする事が可能です。

賃貸の物件で壁に穴を開ける事ができない場合は、卓上タイプのカメラでしたら比較的導入しやすいです。

防犯カメラ以外の対策は、未然に防ぐという対策です。
防犯カメラはリアルタイムでスマートフォンからアプリで確認する事も可能ですし、映像に残りますのでその後の証拠提出にも一役買います。
大切な家族と家財を守るために、狙われにくい家にしていきましょう。