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防犯カメラシステム
防犯カメラは人の目では行き届かない場所での人の在否や動作を確実にとらえ、犯罪の抑止と犯罪発生時には状況の撮影と記録により捜査証拠の確保にも有効です。
一般的にはカメラでとらえた映像を同軸ケーブルで接続し記録装置で記録すると同時にモニタで監視するものであり、クローズドサーキットTV(CCTV)と呼ばれています。

(1)防犯カメラシステムの基本構成
防犯カメラシステムの基本構成は、撮像部(カメラ)で撮った映像を伝送部(同軸ケーブル)で映像処理部に送り処理をし、記録再生部で記録するとともに表示部(モニタ)に映像を表示する構成です。防犯カメラシステムには監視領域に合わせさまざまな構成がありますが、代表的な構成を以下にご紹介いたします。

1.カメラ1台のモニタシステム
カメラ1台とモニタを同軸で結び監視するだけの基本的なシステムです。

2.カメラ1台で映像を記録するシステム

3.分散防犯システム
カメラで撮影して映像を映像分配器で分配し、数ヶ所でモニタするシステムです

4.小規模集中防犯システム
10台以下のカメラを映像処理装置で処理し1台の記録装置で記録するシステムで、小規模店舗等で多く使用されています。映像処理装置には多くのカメラを1台のモニタに同時に表示する映像分割表示機能付きのものが多い。

5.遠隔防犯システム
遠隔防犯システムでは撮影現場で捉えた映像や、記録された映像を離れた場所より電話回線などを通して見るようにしたもので、デジタル変換した映像を圧縮して電話回線やインターネット網で送り、遠く離れた所でアナログに戻して見たり、パソコンを利用して監視したりできるようにしたものです。

(2)構成要素
1.撮影部
防犯カメラ、レンズ及びこれらを保護するためのハウジング、旋回機器、制御機器など防犯カメラの周辺に設置使用される装置を言います。
防犯カメラには人間の目で見える可視光をとらえるカメラが一般的ですが、近赤外線の感度を上げだ赤外線カメラ、物の温度をとらえる暗視カメラなどもあります。
防犯カメラには、撮影素子としてCCDが多く使われており、CCDのサイズレンズとの組み合わせにより撮影距離、範囲が決まり、撮影目的に合わせたカメラ、レンズの選択が重要になります。

2.伝送部
撮影部と映像処理時間の映像信号を伝送する伝送路及び伝送部に挿入されるケーブル補償器などの映像信号に係わる装置のことです。

3.映像処理部
複数台のカメラより映像信号を記録用に順次切り換え、モニタ用に多重分割処理、複数台のモニタに選択切り換えなどをする装置です。
・オートスイッチャ
・分割表示器 など

4.記録再生部
代表的な映像の記録装置としては、映像信号をデジタル変換し圧縮して記録するデジタルレコーダーがあります。防犯監視用として映像を記録する場合、人物の確認を行うには記録間隔は毎秒2~5枚の映像が必要で、記録装置の選択には接続されるカメラの数、記録時間、記録容量を十分検討する必要があります。例えば、 240GBのHDDを使用して、中画質、0.2秒間隔で録画した場合の録画時間は、約84時間となります。

5.遠隔伝送装置
カメラとモニタの記録場所同一構内の場合には、同軸ケーブルが使用されるのが一般的ですが、監視場所が遠く離れたところにある場合には、伝送装置を使って監視カメラがとらえた映像を伝送します。現在一般に普及しているのはインターネット網が使用されています。インターネット網を利用した画像伝送システムは、ネットワーク画像伝送装置がWebサーバ機能を搭載し、カメラからの画像を圧縮して記録した画像ファイルを遠隔の場所へ送るものです。遠隔監視場所では、パソコンのWebブラウザで画面を見ることが可能となります。

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