高齢者の万引きを防止！スーパーやコンビニができる防犯対策とは

高齢者の万引きを防止する為に来店型店舗直面している危機を知ろう。

コンビニやスーパー、パン屋や●●商店…来店型店舗のリスクの1つとして挙げられるのが万引きです。
万引きと聞くと何歳くらいの人が行うイメージがありますか？
2017年3月に東京都が発表した調査データによると、全体の半分以上が高齢者の犯行というデータが出ました。

万引きに至る経緯としては以下のような理由が挙げられます。

引用：東京都2017年3月発表「高齢者による万引きに関する報告書」

どのような理由であっても万引きは許されませんが、生活困窮ではない生活水準の高齢者は、手元にあるお金が減っていくことに不安を覚え、万引きをしてしまうそうです。

万引きは病気！？クレプトマニア（窃盗症）の存在を知ろう。

高齢者の万引き経験者の58.7%が、過去に万引きを含む犯歴があります。目をつけられてしまうと何度も被害に遭ってしまいます。
万引きを行う理由の1つに、精神の病である『クレプトマニア（窃盗症）』と呼ばれる、喪失感や寂しさなどの心理状況から繰り返してしまう事もあるようです。そしてクレプトマニアに陥りやすいのは女性が圧倒的に多いのです。
寂しさや生きがい、社会との関係が希薄になっている事による犯行という統計が出ています。また、万引きに対するリスク認識の低さも関係しています。

ではこのような万引き常習犯にターゲットにされない為にはどのような事を気を付けたら良いのでしょうか。

①店員から積極的に声掛けをして、見られていることを意識させる

店員が積極的に挨拶や声掛けをしてくれる店舗ですと、顔がわれていますので犯行をしにくくなります。まずは店員側から目をみて積極的な声掛けをしましょう。

②死角となるスぺースを作らない事で、犯行を行う場所を無くす

来客や店員から見えにくい通路や角などは死角となり、万引きが行われてしまいます。
お店のレイアウトを見直すきっかけとして死角をなくす防犯対策を意識してみてください。

上記のようなレイアウトですと死角が生まれやすくなります。
金額が高い商品なら、お客様が直接手に取れないようにカギ付きのショーウィンドウに入れたり防犯タグをつける事なども有効です。

ただ、スーパーなどの日用品1つ1つに防犯シールを貼る事は、費用的にも労力的にも限界がありますよね。そのような場合に有効な手段をご紹介します。

③目立たせて威嚇する防犯カメラで「防止」と「証拠を残す」効果

防犯カメラは人員不足の時でも設定によっては24時間常時監視する事が可能です。万引き抑止効果の他、従業員とお客様の間でトラブルが無いか、勤務態度や効率的な人員配置などにも利用できるメリットがあります。
初期費用として商品、設置工事代がかかりますが、あとは運用していく費用とネット回線代、メンテナンス費用のみです。
遅刻や無断欠勤などもありませんので、あらかじめ設定した場所を確実に録画する事ができます。

また、万が一万引きが発生しても証拠としてデータが残りますので、警察に提出する確かな証拠となります。

防犯カメラには様々なタイプがありますので、もし万引きを意識した防犯カメラ設置を検討されているなら、「ボックスタイプ」の防犯カメラをお選びいただく事をお勧めします。
ドーム型の防犯カメラは一般的にお客様に防犯カメラをあまり意識させないようにという理由で設置している事が多いです。

防犯カメラの「どれをどこに何台」は、まずは無料の現地調査から

とはいえ、防犯カメラ本体、録画機、モニターなど、組み合わせも様々です。ネットで安く買った防犯カメラを設置するのも手ですが、万が一故障したときのサポートがなく、結果業者に頼んで取り付けた事により高くついてしまったというケースも多々あります。
防犯カメラを販売していて、設置工事やアフターフォローまで一貫して行っている会社にまずは無料の現地調査と見積もりを依頼する事をお勧めいたします。

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