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ハードディスクの容量がいっぱいになり、必要だった映像が上書きされてしまった事はありませんか?
先日ドライブレコーダーの映像の件で相談されたのですが、事故に遭った時の映像が上書きされてしまったかもしれないという内容でした。
結局そのドライブレコーダーでは事故の後にしばらく運転していたためシガーソケットから電源が入り自動的に撮影が始まるタイプのため、上書きされてしまったという事でした。
今回のこのような相談を受けて、防犯カメラでも起こりうる問題と思い、対処法をまとめてみました。
防犯カメラ録画機のハードディスク(HDD)の容量がいっぱいで必要な映像が上書きされないためにできる事
録画機に対する防犯カメラの接続台数を減らす
録画機にはそれぞれ容量と、最大4台、8台、16台まで同時接続ができるタイプとで別れています。
1つの録画機に4台の防犯カメラを同時接続できるタイプに4台接続すると、録画機のマックスの接続量となりますので、1台当たりに録画できる期間は短くなります。
増設を検討されていらっしゃる場合でしたら設置場所も検討して接続台数を調整しておくことも手です。
防犯カメラ映像の画質を落とす
現在の録画機への最大接続数は変えず、影響のない範囲ですぐにできるのが画質の調整です。
これは動画でも静止画でも共通している内容ですが、画質の設定として「最高画質」「高画質」「標準」「低画質」などから選ぶことができます。
最高画質で撮影した場合、その画面の中で一番きれいな画質を表示させるため情報量が多くなりますのでその分容量も取ります。
影響のない範囲で画質を落とす事で、最大同時接続数を変える事なく容量の節約につながります。
※画質を落としすぎてしまって必要な情報が判別できなかったという事にならないようにしましょう。
フレームレートを落とす
フレームレートをご説明するのに分かり易いのが「パラパラ漫画」です。
同じストーリーをパラパラ漫画5000枚で作るのと、200枚で作るのとでは動きの滑らかさが違いますよね。
フレームレートを落とすことによって普段目で見ている状態よりはカクカクした動きになりますが、これも実際に映像を見ながら影響のない範囲でフレームレートを落とす事でハードディスクの容量を節約する事ができます。
モーションセンサー機能
モーションセンサー機能とは、人感検知センサー機能とも言われており、人や車など動きがあった時のみ撮影を行うものです。
動きが無ければ撮影されない分、容量の節約につながります。
例えば敷地内に不審者が侵入していないか確認する為に設置したときに、画面の端の方で木の葉が風で揺れるだけで人感検知が作動してしまい録画されてしまう場合があります。
そんな時は撮影範囲の一部で動きがあった時に撮影するという設定もできますので、調整しながら管理していきましょう。
防犯カメラの設置や設定の変更などはプロに依頼するのがお勧め
パソコンの画面内でできる作業でしたら管理画面から設定を変更するだけですのでご自身でも簡単に変更はできますが、フレームレートを落としすぎてしまって徹底的証拠のシーンのところがうまく映っていなかった…という事がないようにしましょう。
ご不安でしたら防犯カメラの専門業者に相談する事をお勧めいたします。
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