窓の防犯大丈夫!?クレセント錠の役割と効果のある防犯対策
カテゴリー:防犯対策
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暖かくなるにつれて緩んでくる防犯対策
最近はすっかり半袖で外を歩く人が増えましたね。
たまに家に帰ると家の中がムワッとする日もあるくらいです。
さて、今日は夏に向けて起こりやすい事例と防犯対策についてのご紹介です。
「寝るときに暑くて窓を開けたまま寝たら、次の日閉め忘れたまま会社に行ってしまった」
普段は閉めている窓を換気のために開けると、習慣になっていないので閉めるのを忘れてしまう事があります。
そのまま会社に行ってしまって、ほぼ1日窓を開けっ放しにしてしまった…。
家に帰って物色された様子もないので安心していたら、実は盗聴器を仕掛けられていたり合鍵を作られていたら大変です。
夏にかけてエアコンをかけるまでもない時、窓を開ける機会が多くなり、無施錠時に侵入されてしまう危険が高まります。
では鍵をかけるだけで防犯対策と言えるのでしょうか?
犯人の目線でとあるシチュエーションを元に考えてみましょう。
侵入者の心理を考えてみましょう
侵入経路はあなたが普段使っている出入口から侵入してきます。
当たり前の事ですが、あなたの家に侵入してくる犯人はあなたと同じように、玄関のドアや窓から侵入します。
玄関だけ防犯対策をしていても、窓から侵入しやすい環境ならいとも簡単に侵入されてしまいます。
今回は窓に焦点を当ててお話しを進めていきましょう。
もしあなたがこの部屋に侵入するならどう侵入しますか?
写真はあくまでも例ですが、下記のような事務所に侵入する場合、どこから侵入しますか?
・半地下で窓の部分が地上
・玄関はオートロック電子錠があり、パスワードを知らないと入れない
・窓は網入りガラス
・周りは閑静な住宅街
玄関ドアはガードプレートもあり、バールなどで無理にこじ開けるとなると相当な時間がかかります。
また鍵部分についている暗証番号を入れると「ピッ」と音が鳴るので、長時間音が出続けると近隣の方に不審がられてしまいます。
となると、残るは窓からです。
あなたはこの窓をみて侵入できそうと思いましたか?
残された選択肢は3択です。
・ガラスも網も全て割って侵入する
・クレセント錠の部分だけ割って、棒のようなものでクレセント錠を回して開ける
・諦める
一般人からしたら諦めると答える人が多いと思います。
網入りガラスだし、鍵もついているし…。
窓についているクレセント錠は「鍵」ではない!
ご存知でしたでしょうか?
窓についているクレセント錠は「鍵」の目的のためにあるわけではないのです。
でも外から入れないようにできるから鍵じゃないの?と疑問の方も多いかと思いますが…。
クレセント錠は元々音漏れ防止や気密性を上げて外気の侵入を防ぐ目的で作られています。
ですから、これだけでは防犯対策とは言えないのです。
これを聞いて少し不安になった方は防犯意識の高い方だと言えます。
では次に、網入り窓ガラスだから防犯対策できているんじゃないの?と思われがちですが、網入り窓ガラスの目的は「火災時に飛散防止効果」を期待する為のものです。
確かに窓が開けにくいという点では通常の窓ガラスより効果がありますが、クレセント錠の近くに穴が開いて、棒のようなもので空けられてしまっては窓からすぐ侵入できる状況となってしまうのは事実です。
窓の防犯でできる事
では今度はあなたがこの部屋の所有者と仮定しましょう。
犯人が侵入するのを諦める手段として、ざっくり2つに分ける事ができます。
侵入しにくい対策をする事と、侵入したくないと思わせる対策です。
侵入をしにくい窓にするために、窓に「防犯用の鍵」を付ける
先ほどクレセント錠は防犯用の鍵ではないとお伝えしましたね。
防犯用の鍵がないのなら、窓に後付けで設置するという方法があります。
「補助錠」と呼ばれるものですが、100円ショップでも購入する事ができます。
もし安い商品が不安と思う方は、「鍵付き」の補助錠をお選びいただく事をお勧め致します。
その鍵を抜いてしまえば補助錠自体を動かすことができなくなりますので、必然的に他の場所から侵入するか諦めるしかなくなります。
侵入したくないと思わせるために、防犯ライトや防犯砂利、防犯カメラの設置
犯人が嫌う3つの要素として「音」「光」「人の目」があります。
光の要素として、センサーライトは取り入れやすい商品です。
使い方によっては夜眠れないと近隣トラブルになるというイメージのあるセンサーライトですが、通常時は家族が帰宅したときの玄関のライトとして、夜間や不在時は犯人への威嚇として使う事ができます。
人の動きを感知した時に光りますので、電池式でも経済的です。
音の要素として防犯砂利はとても有効です。
今ではホームセンターでも販売されているので実際に実感していただきたいのですが、ただの石の砂利よりも音が大きく、犯人が歩くたびに自分の足音が聞こえてしまうので侵入を諦める確率が高くなります。
人の目は、防犯カメラの設置が有効です。
侵入しにくい対策ももちろん必要ですが、そもそもまず「侵入できそう」と思われない防犯対策で屋内だけでなく家という資産も守っていきましょう。
防犯カメラ設置なら購入からメンテナンスまで一貫任せられる会社を選びましょう。
防犯カメラの販売も、設置工事も、設置後のアフターフォローも同じ会社に相談できる方が安心です。
販売の時に設置工事の事をわかっている会社ですと商品の特徴と照らし合わせて提案の幅が違いますから、防犯カメラの商品の前に防犯カメラの会社を慎重に選ぶところから始めてみてはいかがでしょうか。
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