防犯カメラはそんなに簡単に買い換えるものではなく、また、一度設置すると長くご利用いただくものです。
また、防犯カメラが守るものは、お客様の大切な命、財産、商品、信用といったものになります。そういった点がエアコンやパソコン、コピー機を購入するのとは大きく異なることをまず最初に考えることが必要です。そして、防犯カメラの特性として、「いざという時に万全でないといけないが、いつそのときが来るかはわからない」ということです。
それではそういう特性を持つ防犯カメラを導入する上で、注意すべきことは何でしょうか?
防犯カメラを導入する前の注意点
ます防犯カメラを構成している防犯機器の性能です。
現在多くの防犯関連商品を取り扱う会社があり、ホームページがあります。安価な値段を全面に出しているホームページも非常に多いです。しかし、そうしたホームページに簡単に注文される前に、「その防犯機器の性能は問題ないかどうか」を検討することが必要です。
施工も含めた技術力も重要なポイントです。
防犯システムで誤報が多くて困る、といったことをおっしゃる場合の多くは施工や調整方法に問題があることが多いです。つまり、防犯カメラの特性をきちんと把握して最適な取り付け方法・調整方法をきちんと把握している販売店にまかせる必要があります。
防犯カメラはただ付ければいいというものではありません。
建物や建物の環境によって侵入経路が想定されます。そうしたことをきちんと理解して防犯カメラを設置することが重要です。
他にもお客様が希望される画像がどのレベルなのか、また実際に使用される時間帯の照度はどれくらいなのか昼も夜も想定して最適のレンズや性能の防犯カメラを選択する必要があります。そうしたことはやはり現場に行ってお客様のご要望をお聞きして、実際に設置する建物や隣の建物などを見せていただいて最適な防犯カメラシステムが提案できるのです。
つまり防犯知識(最新の犯罪手口や泥棒の心理)を知っており、防犯アドバイスができることが必要です。
防犯は信頼で選ぶ時代です。
防犯カメラを価格だけで選択する時代は過ぎました。
犯罪が巧妙化し、凶悪化する現在こそ、防犯は信頼で選ぶ時代です。